よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


小児の原因不明の急性肝炎について(令和4年7月1日報道発表) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26578.html
出典情報 小児の原因不明の急性肝炎について(7/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Press Release
令和4年7月1日
【照会先】厚生労働省
健康局 結核感染症課

報道関係者

感染症情報管理室長
今川 正紀
課長補佐 杉原 淳
(代表番号) 03(5253)1111

各位

小児の原因不明の急性肝炎について
世界各国において小児における原因不明の急性肝炎が継続して報告されています。世界
保健機関(WHO)では、この急性肝炎の原因特定を目的として、暫定的な症例定義を定め、
各国に症例定義に該当するケースの報告を求めています。
厚生労働省ではこうした事案について、令和4年4月 20 日に自治体等に対し、注意喚起
及び情報提供依頼、4 月 27 日に当該事例の感染症サーベイランス及び積極的疫学調査につ
いての事務連絡を発出しているところです。
暫定症例定義(※)に該当する 2021 年 10 月1日から 2022 年6月 30 日 10 時までの累積
報告症例数を別添の通り公表します。今後も、定期的に症例報告の状況をとりまとめて公
表していきます。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国
の感染状況を注視しながら、情報収集に努めてまいります。
報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保
護にご配慮下さい。
※ 暫定症例定義は以下のとおりとする。「欧州及び米国における小児の原因不明の急性肝炎の発生について
(協力依頼)」
(令和4年4月 27 日付厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡)
2021 年 10 月 1 日以降に診断された原因不明の肝炎を呈する入院例のうち、以下の①、②、③のいずれかを
満たすもの:
①確定例 現時点ではなし。
②可能性例 アスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)又はアラニントランスアミナーゼ(ALT)が 500 IU/L
を超える急性肝炎を呈した 16 歳以下の小児のうち A 型~E 型肝炎ウイルスの関与が否定されている者。
③疫学的関連例 ②の濃厚接触者である任意の年齢の急性肝炎を呈する者のうち、A 型~E 型肝炎ウイルス
の関与が否定されている者。