よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1:医療安全情報61号_二槽バッグ製剤(バッグ型キット製剤)の隔壁未開通事例について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00011.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和4年度第1回 7/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No.61 2022年 3月

■ 医薬品医療機器総合機構 PMDA 医療安全情報
https://www.pmda.go.jp/

(事例2) 輸液製剤の開通時、ビタミン剤の小室を開通しないまま投与してしまった。ビタミン剤の小室は、
開通していなくても投与開始後に徐々に流れ出てくるのではないか、という思い込みがあった。

上下室のみ開通

完全に開通

小室が1つしか開通していない

ビタミン剤等がバッグと一体となっている製剤について、小室の未開通事例が
多く報告されています!開通が十分か、色が全て均一になっているか必ず確認
しましょう。

2 開通作業時の注意事項
 開通作業にあたって以下の点を確認しましょう。
開通作業時の確認ポイント



隔壁(小室も含む)は全て
完全に開通していますか?
目で見て確認しましょう。

開通前に開通確認の
シールや装置を
外していませんか?
シールや装置は開通
してから外しましょう。




十分混合しましたか?
その際、隔壁は開通し
ていますか?
しっかり確認しましょう。

患者氏名を記載した注射
ラベルなどで小室や隔壁
が隠れていませんか?
開通状況が常に確認でき
るようにしましょう。

製剤によって開通方法・開通確認の手順が異なります!
必ず、添付文書や企業各社が作成している資材等で確認しましょう。

2/3