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○個別事項(その12)について-1 (12 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00131.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第508回 12/24)《厚生労働省》 |
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FAPに対する内視鏡治療
○ FAPに対する標準治療は大腸切除であるが、患者によっては外科手術を希望しない場合があ
り、その場合、内視鏡にてポリープを徹底的に摘除する。
○ 最新の研究結果によれば、内視鏡により多発する大腸ポリープを徹底的に摘除したところ、5
年後の高度異型腺腫及び粘膜内癌の累積発生頻度は、大腸切除よりも低い結果であった。
FAPに対する内視鏡治療にかかる臨床試験の対象患者
高度異型腺腫及び粘膜内癌の累積発生頻度
以下の①~③全てを満たすこと。
①16歳以上(20歳未満は保護者の同意を必要とする)
②大腸に腺腫が100個以上ある症例(※)
③以下のいずれかを満たすこと。
・手術を勧めたが手術を望まなかった
又は
・大腸の一部を手術したが大腸は10cm以上残存している
症例
※ 試験参加時において、手術や内視鏡により腺腫が摘
除されたことにより、大腸の腺腫が100個以下であって
も、摘除された腺腫を合わせて100個以上であると考え
られれば対象とする。
No. at risk
Non-colectomy group 164
Colectomy group
56
138
47
131
40
111
34
大腸未切除群
大腸切除群
出典:AMED革新的がん医療実用化研究事業 大腸がん超高危険度群におけるがんリスク低減手法の最適化に関する研究(研究代表者:武藤倫弘)
「家族性大腸腺腫症に対する大腸癌予防のための内視鏡介入試験(J-FAPP StudyIII)」石川秀樹先生提供資料
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○ FAPに対する標準治療は大腸切除であるが、患者によっては外科手術を希望しない場合があ
り、その場合、内視鏡にてポリープを徹底的に摘除する。
○ 最新の研究結果によれば、内視鏡により多発する大腸ポリープを徹底的に摘除したところ、5
年後の高度異型腺腫及び粘膜内癌の累積発生頻度は、大腸切除よりも低い結果であった。
FAPに対する内視鏡治療にかかる臨床試験の対象患者
高度異型腺腫及び粘膜内癌の累積発生頻度
以下の①~③全てを満たすこと。
①16歳以上(20歳未満は保護者の同意を必要とする)
②大腸に腺腫が100個以上ある症例(※)
③以下のいずれかを満たすこと。
・手術を勧めたが手術を望まなかった
又は
・大腸の一部を手術したが大腸は10cm以上残存している
症例
※ 試験参加時において、手術や内視鏡により腺腫が摘
除されたことにより、大腸の腺腫が100個以下であって
も、摘除された腺腫を合わせて100個以上であると考え
られれば対象とする。
No. at risk
Non-colectomy group 164
Colectomy group
56
138
47
131
40
111
34
大腸未切除群
大腸切除群
出典:AMED革新的がん医療実用化研究事業 大腸がん超高危険度群におけるがんリスク低減手法の最適化に関する研究(研究代表者:武藤倫弘)
「家族性大腸腺腫症に対する大腸癌予防のための内視鏡介入試験(J-FAPP StudyIII)」石川秀樹先生提供資料
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