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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021840.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第93回 7/14)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

7 月 14 日 第 93 回モニタリング会議のコメント
高齢者施設入所者など高齢者等への 4 回目ワクチン接種を急ぐ必要がある。
ク)ワクチン接種による重症化の予防と死亡率低下の効果は、オミクロン株に対しても期待できる。また、ワク
チン接種者においては症状が遷延するリスクが低いとの報告があり、幅広い世代に対してワクチン接種を強
力に推進する必要がある。
ケ)都内でも 5~11 歳のワクチン接種を実施している。特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小
児には接種の機会を提供することが望ましいとされている。
コ)インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行の可能性に備えたこれまでの取組を踏まえ、今
後の対応を早急に検討する必要がある。

①-2
① 新規陽性者数

今週の報告では、10 歳未満 10.7%、10 代 11.9%、20 代 22.3%、30 代 17.9%、40 代 15.9%、50 代 11.2%、
60 代 4.9%、70 代 3.0%、80 代 1.6%、90 歳以上 0.6%であった。
【コメント】
ア)新規陽性者数に占める割合は、20 代が 22.3%と最も高く、次いで 30 代が 17.9%となった。30 代以下の割
合が 62.9%と高い値で推移している。これまでの感染拡大時の状況では、まず若年層に感染が広がり、その
後、中高年層に波及しており、引き続き警戒が必要である。保育所・幼稚園、学校生活及び職場における感染
防止対策の徹底が求められる。
イ)若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

①-3
①-4

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週(6 月 28 日から 7 月 4 日まで(以下「前週」という。)
の 1,559 人から、今週は 4,009 人となり、その割合は 7.1%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 297 人/日から 7 月 13 日時点で 736 人/日に大きく増加
した。
【コメント】
ア)重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均が、前回から約 2.5 倍に増加しており、今後の
動向に警戒が必要である。
イ)医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
-3-