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3.医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング 公益社団法人 日本小児科学会 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05804.html
出典情報 医師の働き方改革を進めるための タスク・シフティングに関するヒアリング(第3回 7/26)《厚生労働省》
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5.小児領域ではタスクシフトできない(すべきではない)業務
業務内容

理由

病態・病状に影響を与える可能 未熟児、肺高血圧、重度心不全、重度脳性麻痺の児などでは、単純な処置であっても病態・病
性がある処置
状に重大な影響を与える可能性がある
静脈注射(新生児期、乳児期
等)

微量の薬剤を扱う新生児期、乳児期の医療では特定行為の研修システムが構築されていない

一部の採血、静脈路確保、尿道
新生児や先天異常を有する児では相当の習熟を要する
カテーテル挿入など
静脈採血・注射・ライン確保、 未熟児、重度脳性麻痺、神経発達症等では、処置にそのものが病態・病状に重大な影響を与え
尿道カテーテル これらの一部 る可能性がある
静脈採血、静脈ラインの確保

新生児、乳児などでは、医師以外では技術的に困難
訓練に相当の時間を要す

初療時の予診

小児の予診は、病状の聴取に止まらず、養育状況の把握などを行う場であり、虐待やいじめな
ど重大な問題の早期発見の貴重な機会でもある
これらは形式的な問診・診察のみでは見逃されるケースも少なくなく相当の経験を要する

検査手順の説明

一部の検査では、検査の具体的内容・意義を説明することが病態の説明に他ならないため

救急車による患者移動

呼吸抑制、けいれん等の事態に際し、対応には相当の知識・経験を要する

鎮静下の小児の検査室等への移
呼吸抑制などの事態に際し、対応には相当の知識・経験を要する
動付き添い

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