出典：HER-SYS、自治体公開情報（7 月 12 日現在）

注）地域別の流行曲線ごとに縦軸のスケールが異なることに注意が必要。
注）直近の週は過小評価されている場合がある。

遅れ報告を考慮した、HER-SYS・自治体公表の前週比においては、第２２週は、全ての地域で１を下回
り、第 23 週は、沖縄県以外の地域で１を下回った（沖縄県は、1.01（HER-SYS）、1.02（自治体公表））。
第 2４週は、東北、関東、北陸以外の地域で１を下回った。第 2５週には、北海道、東北、北陸以外の地域
で１を上回り、第 2６週は、北海道以外、全ての地域で１を上回った。第 27 週は、全ての地域で１を上回
った。
第 27 週の人口 10 万対新規症例報告数のレベルとしては、HER-SYS・自治体公開情報ともに、全て
の地域で 100 人を上回っている。沖縄県は再び 1000 人を超えた。全症例の 57％を関東と近畿が
占めており、関東は、第２３週は 3 割弱、第 24 週は約 3 割、第 25、２６週は 3 割強であったが、第 27
週は３７％～39％であった。近畿は、第 12～２6 週は 2 割弱であり、第 27 週も 19％であった。
遅れ報告を考慮した、人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第 23 週では、沖縄県以外の地
域で、人口 10 万対５人以上の減少となった。第 2４週では、東北、関東、北陸以外の地域で、人口 10 万
対２人以上の減少となった。第 2５週では、北海道、東北、北陸以外の地域で、人口 10 万対２人以上の
増加となった。第 26 週では、北海道、東北、北陸以外の地域で、人口 10 万対２０人以上の増加となっ
た。第 27 週では、全ての地域で人口 10 万対２5 人以上の増加となり、関東、東海、近畿、九州、沖縄
県では人口 10 万対 100 人を超える増加となった。なお、沖縄県では第２３週以降は第 24 週を除い
て増加傾向であり、第２7 週は人口 10 万対 34０人以上の前週差で大きく増加した。

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