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資料2 特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等について(案) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27002.html |
出典情報 | 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第5回 7/26)《厚生労働省》 |
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きるよう、暫定期間を令和 11 年度末まで延長する。
③ 糖尿病等の生活習慣病に係る服薬を開始した場合についての実施率の考え方
特定健診の質問票で服薬中と回答した者は特定保健指導の対象外となっている
が、これまで特定健康診査実施後及び特定保健指導開始後に服薬を開始した者に
ついては、特定保健指導の対象者であり、実施率の計算において分母に含むこと
とされていた。しかし、こうした者についても、医師の指示の下で生活習慣の改
善あるいは重症化予防に向けた取り組みが進められており、引き続きその医学的
管理下で指導がなされれば良く、別途重複して保健指導を行う必要性が薄いた
め、保険者が保健指導対象者ごとにその判断を受けたことが分かる形で報告を行
った上で、実施率の計算において、分母に含めないことを可能とする。
2 第4期特定健康診査等実施計画期間の特定健診・特定保健指導の実施率および
メタボリックシンドロームの該当者と予備群の減少率の目標
○ 第4期の保険者全体の実施率の目標は、引き続き、実施率の向上に向けて取組
を進めていく必要があるため、第3期の目標と同様に、特定健診実施率 70%以
上、特定保健指導実施率 45%以上、メタボリックシンドロームの該当者と予備群
の減少率 25%減少とする。
○ 実施率の向上のため、特定保健指導と特定健診の当日実施や ICT 活用等を推進
する。保険者と特定健診・特定保健指導実施機関は互いに連携し、実施率向上に
効果があると指摘のある個別通知による受診勧奨等の取組も引き続き実施する。
特定保健指導を委託して実施する場合において、事業成果に着目した成果連動型
民間委託契約方式(PFS/SIB)などを参考に、アウトカム評価を導入した委託の普
及を進める。また、直営で特定保健指導を実施している市町村国保などで活用で
きるような特定保健指導の先進事例の横展開を行う。
3 第5期に向けた検討のあり方について
○ 今回の特定保健指導の見直しにより、アウトカム評価を導入する。アウトカム
評価とプロセス評価の各項目については、今後データを積み重ねることで、メタボ
リックシンドローム該当者及び予備群の減少に効果があるのかどうか等を分析し
た上で、第4期の計画期間において更に検討を進めることとする。
○ 特定保健指導の効果を高めるため、特定保健指導実施者による支援方法の創意
工夫がなされている。また、セルフケアを高めるためにアプリケーションソフトウ
ェアなどを活用した効率的な介入が取り組まれ始めている。こうした方法による効
果の評価やより効果的な実施方法について、引き続き取り組みを進めながら検討を
進める。
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③ 糖尿病等の生活習慣病に係る服薬を開始した場合についての実施率の考え方
特定健診の質問票で服薬中と回答した者は特定保健指導の対象外となっている
が、これまで特定健康診査実施後及び特定保健指導開始後に服薬を開始した者に
ついては、特定保健指導の対象者であり、実施率の計算において分母に含むこと
とされていた。しかし、こうした者についても、医師の指示の下で生活習慣の改
善あるいは重症化予防に向けた取り組みが進められており、引き続きその医学的
管理下で指導がなされれば良く、別途重複して保健指導を行う必要性が薄いた
め、保険者が保健指導対象者ごとにその判断を受けたことが分かる形で報告を行
った上で、実施率の計算において、分母に含めないことを可能とする。
2 第4期特定健康診査等実施計画期間の特定健診・特定保健指導の実施率および
メタボリックシンドロームの該当者と予備群の減少率の目標
○ 第4期の保険者全体の実施率の目標は、引き続き、実施率の向上に向けて取組
を進めていく必要があるため、第3期の目標と同様に、特定健診実施率 70%以
上、特定保健指導実施率 45%以上、メタボリックシンドロームの該当者と予備群
の減少率 25%減少とする。
○ 実施率の向上のため、特定保健指導と特定健診の当日実施や ICT 活用等を推進
する。保険者と特定健診・特定保健指導実施機関は互いに連携し、実施率向上に
効果があると指摘のある個別通知による受診勧奨等の取組も引き続き実施する。
特定保健指導を委託して実施する場合において、事業成果に着目した成果連動型
民間委託契約方式(PFS/SIB)などを参考に、アウトカム評価を導入した委託の普
及を進める。また、直営で特定保健指導を実施している市町村国保などで活用で
きるような特定保健指導の先進事例の横展開を行う。
3 第5期に向けた検討のあり方について
○ 今回の特定保健指導の見直しにより、アウトカム評価を導入する。アウトカム
評価とプロセス評価の各項目については、今後データを積み重ねることで、メタボ
リックシンドローム該当者及び予備群の減少に効果があるのかどうか等を分析し
た上で、第4期の計画期間において更に検討を進めることとする。
○ 特定保健指導の効果を高めるため、特定保健指導実施者による支援方法の創意
工夫がなされている。また、セルフケアを高めるためにアプリケーションソフトウ
ェアなどを活用した効率的な介入が取り組まれ始めている。こうした方法による効
果の評価やより効果的な実施方法について、引き続き取り組みを進めながら検討を
進める。
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