モニタリング項目

グラフ

8 月 4 日 第 96 回モニタリング会議のコメント
ドが急激に加速していることを踏まえ、若い世代を含め、幅広い世代に対して、3 回目ワクチン接種を促進す
るとともに、高齢者施設入所者などの高齢者等や、医療従事者等への 4 回目ワクチン接種を急ぐ必要がある。
コ）都内でも 5〜11 歳のワクチン接種を実施している。特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小
児には接種の機会を提供することが望ましいとされている。
サ）インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行の可能性に備えたこれまでの取組を踏まえ、今
後の対応を早急に検討する必要がある。

①−２

今週の報告では、10 歳未満 9.8％、10 代 11.0％、20 代 19.3％、30 代 17.0％、40 代 17.2％、50 代 12.8％、
60 代 5.8％、70 代 3.7％、80 代 2.4％、90 歳以上 1.0％であった。
【コメント】
ア）新規陽性者数に占める割合は、20 代が 19.3％と最も高く、次いで 40 代が 17.2％、30 代が 17.0％となった。
高い値で推移していた 30 代以下の割合が、先週の 60.4%から今週は 57.2％と徐々に低下し、40 代以上の割合
が上昇し始めている。これまでの感染拡大時の状況では、まず若年層に感染が広がり、その後、中高年層に波
及しており、警戒が必要である。
イ）若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都⺠一人ひと

① 新規陽性者数

りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。
①−３
①−４

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週（7 月 19 日から 7 月 25 日まで（以下「前週」という。）
の 14,763 人から、今週は 20,530 人に増加し、その割合は 9.3％となった。

(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 2,497 人/日から 8 月 3 日時点で 3,205 人/日に増加し
た。
【コメント】
ア）重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均が、4 週間連続して増加している。高齢者は、
重症化リスクが高く、入院期間も⻑期化することが多いため、家庭内及び施設等での徹底した感染防止対策が
重要である。
イ）医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が

①−５
−ア

ある。

(1) 今週、感染経路が明らかだった新規陽性者の感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 67.9％と最も多
かった。次いで施設（施設とは、
「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育所、学校等の教育施
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