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04-3 【訂正前】専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021950.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第96回 8/4)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

8 月 4 日 第 96 回モニタリング会議のコメント
床、稼働病床数に対する病床使用率は 60.6%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、7 週間連続で増加し続けている。医療機関は工夫して一般病床を新型コロナウイルス感染症
患者のための病床に転用しているが、医療従事者が陽性又は濃厚接触者となり、就業制限を受けることで、人
員不足となり、充分に配置できなくなっている。
イ)入院調整本部への調整依頼件数は、8 月 3 日時点で 909 件となった。高齢者や併存症を有する者など入院調
整ができない事例が多数発生し、翌日以降の調整を余儀なくされている
ウ)新規陽性者数の急増に伴い、保健所や入院調整本部からの依頼件数が急激に増加している。陽性患者の入院
と退院時には共に手続き、感染防御対策、検査、調整、消毒など、通常の患者より多くの人手、労力と時間が
必要であり、入院受入れが困難な状況となるなど、医療機関への負荷が増大し続けている。

⑥−2
⑥ 入院患者数

8 月 3 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 29%を占め、次いで 70 代が約 20%であ
った。
【コメント】

ア)入院患者数が急速に増加する中、60 代以上の高齢者の割合は約 73%と、引き続き高い値のまま推移してお
り、今後の動向を警戒する必要がある。
イ)都では、高齢者施設や病院からの受入れを行う高齢者等医療支援型施設を新たに 1 か所設置し、計 3 か所運
営している。
ウ)都は、受入医療機関と意見交換会を実施し、MIST(東京都新型コロナウイルス感染者情報システム)の活用
による情報の共有化を進めている。
⑥−3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 233,092 人から 8 月 3 日時点で 290,580 人に増加した。内訳は、入院患者

⑥−4

4,091 人(前回は 3,725 人)
、宿泊療養者 7,101 人(同 6,672 人)
、自宅療養者 194,285 人(同 159,060 人)
、入院・
療養等調整中 85,103 人(同 63,635 人)であった。
【コメント】
ア)療養者数がさらに増加し、現在、都⺠の約 50 人に 1 人が検査陽性者として、入院、宿泊、自宅のいずれか
で療養している。全療養者に占める入院患者の割合は約 1%、宿泊療養者の割合は約 2%であった。自宅療養
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