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04-3 【訂正前】専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021950.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第96回 8/4)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ
①−8

① 新規陽性者数

①−9

8 月 4 日 第 96 回モニタリング会議のコメント
今週は、都内 30 保健所で、500 人を超える新規陽性者数が報告され、極めて高い水準で推移している。ま
た、人口 10 万人当たりで見ると、島しょを含め、都内全域に感染が拡大している。
【コメント】
療養者に対する感染の判明から療養終了までの保健所の一連の業務を、都と保健所が協働し、補完し合いな
がら一体的に進めていく必要がある。都は、保健所へ派遣している職員を増員し、支援の強化を図っている。
#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の1つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発


② #7119 における
発熱等相談件数

熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 248.0 件/日から、8 月 3 日時点で 235.6 件/日とな
った。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 14,680 件/日から、8 月 3 日時点で約
13,877 件/日となった。
【コメント】

ア)#7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、高い水準のまま推移している。
イ)都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均も、高い水準のまま推移している。都は、回線数を
340 回線から最大 700 回線に増強して、発熱相談センターの体制強化を図っている。引き続き#7119 と発熱相
談センターの連携を強化するとともに、動向を注視する必要がある。
新規陽性者における接触歴等不明者数は、感染の広がりを反映する指標であるだけでなく、接触歴等不明な
新規陽性者が、陽性判明前に潜在するクラスターを形成している可能性があるのでモニタリングを行っている。
③−1
③ 新規陽性者にお
ける接触歴等不明
者数・増加比

(1) 接触歴等不明者数は、7 日間平均で前回の約 22,212 人/日から、8 月 3 日時点で約 24,756 人/日に増加した。
(2) 今週の接触歴等不明者数の合計は 166,791 人で、年代別の人数は、20 代が 36,346 人と最も多く、次いで 10
代以下 30,266 人、30 代 29,756 人の順である。
【コメント】
接触歴等不明者数は 7 週間連続して増加し、8 月 3 日時点で過去最多の約 24,756 人/日となった。爆発的に
感染が拡大する中、陽性者が潜在していることに注意が必要である。

③−2

新規陽性者における接触歴等不明者の増加比が 100%を超えることは、感染拡大の指標となる。8 月 3 日時
点の増加比は約 111%となった。
【コメント】

-5-