よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○先進医療会議からの報告について_総-6-2 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00159.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第527回 8/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

抑制剤であるタクロリムスを投与し、母体の免疫状態を正常化することにより妊娠を成
功させることが期待できる。さらに、不育症を併発している場合には流産となる可能性
はあるものの、これまで全く妊娠にいたらなかった方が臨床的妊娠に至り、妊娠が継続
して児を得ることは十分に期待できる。

(先進医療にかかる費用)
本技術にかかる総費用は、①タクロリムス 2 ㎎/日投与群で 17,920 円、②タクロリム
ス 4 ㎎/日投与群で 35,840 円である。いずれも研究費負担のため患者負担はない。
申請医療機関

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

協力医療機関

なし(今後追加予定)

2.先進医療技術審査部会における審議概要
(1)開催日時:令和4年4月 18 日(月)
(第 132 回

16:00~

先進医療技術審査部会)

(2)議事概要
国立研究開発法人 国立成育医療研究センターから申請のあった新規医療技術につ
いて、申請書を基に、有効性・安全性等に関する評価が行われた。
その結果、当該技術を「適」とし、本会議において指摘された条件が適切に反映さ
れたことが確認されれば、了承とし、先進医療会議に報告することとした。
(本会議での評価結果)
第 132 回先進医療技術審査部会資料1-2,1-3参照
(本会議での指摘事項及び回答)
第 132 回先進医療技術審査部会からの指摘事項回答参照
3.先進医療技術審査部会での検討結果
国立研究開発法人 国立成育医療研究センターからの新規医療技術に関して、先進
医療技術審査部会は、主として有効性・安全性等にかかる観点から論点整理を進め、
それらの結果を申請書に適切に反映させ、その内容については全構成員が確認を行っ
た。その結果、試験群設定、同意説明、安全性評価等に懸念があったものの、評価委
員とのやり取りの中で妥当な修正がなされたとして、当該新規技術の申請内容が先進
医療として妥当であると判断した。

4