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資 料3 医療費における保険給付率と患者負担率のバランス等の定期的な見える化について (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27429.html |
出典情報 | 社会保障審議会 医療保険部会(第152回 8/19)《厚生労働省》 |
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(参考)医療保険部会における議論の整理(令和2年12月23日)
(医療費について保険給付率と患者負担率のバランス等の定期的に見える化)
○
現在、医療費の動向、医療費の伸び率の要因分解、制度別の実効給付率等について定期的に公表しているほか、制度改正や診療報酬改定
の財政影響について、その都度必要に応じ公表しているところである。
○
医療費について保険給付率と患者負担率のバランス等の定期的に見える化については、改革工程表において、「支え手の中核を担う勤労
世代が減少しその負担能力が低下する中で、改革に関する国民的理解を形成する観点から保険給付率(保険料・公費負担)と患者負担率
のバランス等を定期的に見える化しつつ、診療報酬とともに保険料・公費負担、患者負担について、(中略)総合的な対応を検討」とさ
れている。
○
これを踏まえ、当部会においては、
① 医療保険の財源について、特に自己負担・保険料負担・公費負担の構造等をわかりやすい形で公表し、制度検討の議論に供することで、
定期的に総合的な対応について検討していくこと
② 国民に広く財源について理解してもらうことにより、医療保険制度をより信頼し、安心して利用してもらうような環境を形成すること
等について議論を行った。
○
①医療保険の財源について、特に自己負担・保険料負担・公費負担の構造等をわかりやすい形で公表することについては、
・ データのみならず、医療保険制度の仕組みを効果的に伝えることも重要ではないか
・ 保険制度の利用に当たっての国民のコスト意識を喚起するような情報開示を進める必要があるのではないか
・ 予防・健康づくりに要する費用にも着目すべきではないか
などの意見があった。
○
②国民に広く財源について理解してもらうことにより、医療保険制度をより信頼し、安心して利用してもらうような環境を形成すること
については、
・ 専門家だけではなく、国民が理解できるような形にすることが重要ではないか
・ どのような媒体を使っていくかということが重要なのではないか、ホームページでの発信に限らず、他の手法も考えるべきではないか
・ 「見える化」に加えてさらに積極的に教育するという視点も重要ではないか
などの意見があった。
○
これらの意見を踏まえ、今後、医療費の財源構造、医療保険制度の比較、実効給付率の推移と要因分析、生涯医療費の分析内容につい
て、年1回当部会において報告するとともにホームページ上で公表し、資料についてはわかりやすさを重視したものとすべきである。
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(医療費について保険給付率と患者負担率のバランス等の定期的に見える化)
○
現在、医療費の動向、医療費の伸び率の要因分解、制度別の実効給付率等について定期的に公表しているほか、制度改正や診療報酬改定
の財政影響について、その都度必要に応じ公表しているところである。
○
医療費について保険給付率と患者負担率のバランス等の定期的に見える化については、改革工程表において、「支え手の中核を担う勤労
世代が減少しその負担能力が低下する中で、改革に関する国民的理解を形成する観点から保険給付率(保険料・公費負担)と患者負担率
のバランス等を定期的に見える化しつつ、診療報酬とともに保険料・公費負担、患者負担について、(中略)総合的な対応を検討」とさ
れている。
○
これを踏まえ、当部会においては、
① 医療保険の財源について、特に自己負担・保険料負担・公費負担の構造等をわかりやすい形で公表し、制度検討の議論に供することで、
定期的に総合的な対応について検討していくこと
② 国民に広く財源について理解してもらうことにより、医療保険制度をより信頼し、安心して利用してもらうような環境を形成すること
等について議論を行った。
○
①医療保険の財源について、特に自己負担・保険料負担・公費負担の構造等をわかりやすい形で公表することについては、
・ データのみならず、医療保険制度の仕組みを効果的に伝えることも重要ではないか
・ 保険制度の利用に当たっての国民のコスト意識を喚起するような情報開示を進める必要があるのではないか
・ 予防・健康づくりに要する費用にも着目すべきではないか
などの意見があった。
○
②国民に広く財源について理解してもらうことにより、医療保険制度をより信頼し、安心して利用してもらうような環境を形成すること
については、
・ 専門家だけではなく、国民が理解できるような形にすることが重要ではないか
・ どのような媒体を使っていくかということが重要なのではないか、ホームページでの発信に限らず、他の手法も考えるべきではないか
・ 「見える化」に加えてさらに積極的に教育するという視点も重要ではないか
などの意見があった。
○
これらの意見を踏まえ、今後、医療費の財源構造、医療保険制度の比較、実効給付率の推移と要因分析、生涯医療費の分析内容につい
て、年1回当部会において報告するとともにホームページ上で公表し、資料についてはわかりやすさを重視したものとすべきである。
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