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資料4-1   オキサリプラチン (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00024.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第52回 8/31)《厚生労働省》
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8.効能・効果及び用法・用量等の記載の妥当性について
(1)効能・効果について
効能・効果については、以下の設定とすることが適当と検討会議は考える。その妥当性
について下記に記載する。
【効能又は効果】
治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
結腸癌における術後補助化学療法
治癒切除不能な膵癌
胃癌
小腸癌
【効能・効果の設定の妥当性について】
既に「胃癌」の効能・効果が承認されていることから、効能・効果については、既承認の
内容から変更はない。
(2)用法・用量について
用法・用量については、以下の記載とすることが適当と検討会議は考える。その妥当性
について下記に記載する。
【用法及び用量】
(下線部追加、取消線部削除)
治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌及び、結腸癌における術後補助化学療法及び胃
癌には A 法又は B 法を、治癒切除不能な膵癌及び小腸癌には A 法を、胃癌には B 法を使
用する。なお、患者の状態により適宜減量する。
A 法:他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはオキサリプラチンとして
85 mg/m2(体表面積)を 1 日 1 回静脈内に 2 時間で点滴投与し、少なくとも 13 日
間休薬する。これを 1 サイクルとして投与を繰り返す。
B 法:他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはオキサリプラチンとして
130 mg/m2(体表面積)を 1 日 1 回静脈内に 2 時間で点滴投与し、少なくとも 20 日
間休薬する。これを 1 サイクルとして投与を繰り返す。
【用法及び用量に関連する注意】(関連箇所のみ抜粋、下線部追加)
<胃癌における術後補助療法>
A 法を使用した場合の有効性及び安全性は確立していない。
【用法・用量の設定の妥当性について】
治癒切除不能な進行・再発の胃癌における FOLFOX の臨床的有用性は、医学薬学上公知

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