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【資料2-7】 三村構成員からの提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27702.html
出典情報 医薬品の迅速かつ安定的な供給のための流通・薬価制度に関する有識者検討会(第1回 8/31)《厚生労働省》
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従来からの流通問題(流通取引問題の改善)

●価格交渉をめぐる流通取引問題
薬価制度の枠組みの中での医薬品メーカー・卸・医療機関・薬局の価格交渉
(すべての品目の実勢価格の薬価調査⇒銘柄別加重平均値+調整幅⇒次年度薬価改定)
社会保険制度(公的制度)の中に市場原理を組み込んだハイブリッド方式
中間年の薬価改定(薬価引下げ)のもとでの価格交渉と歪みの拡大が顕著
医薬品流通独特の取引慣行(総価取引、未妥結仮納入、一次売差マイナス)
*流通ガイドラインの趣旨を踏まえた改善の努力:総価取引除外あり

●医薬分業(処方と調剤の完全分離)に伴う物流(配送)問題
医薬分業に伴い卸の取引先(配送先)のタイプ分化と配送サービスの多様化
配送単位の小口化と頻繁な配送サービスの提供の必要(多頻度小口配送、緊急配送)
*配送サービスのルール化(流通コストの明示と価格交渉)が必要
*“安定供給に必要な流通コストを考慮しない値引き交渉”の改善要請