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【資料2-7】 三村構成員からの提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27702.html
出典情報 医薬品の迅速かつ安定的な供給のための流通・薬価制度に関する有識者検討会(第1回 8/31)《厚生労働省》
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新しい流通問題の表面化と複雑化(2010年代以降)
●医薬品タイプ分化の意味(現行制度の前提は長期収載品の流通取引)
後発薬の推進策(低価格、品目数の急増、多くのメーカー品混在による流通負荷大)
特殊な医薬品の増加(患者数限定、流通段階を含めた特殊な品質管理、患者個別対応、
厳格な在庫管理や超低温管理、有効期限の短さ、納品時間の制限、高価格)
*後発薬市場における激しいシェア競争(新薬と後発薬の流通特性の違い)
*全体的な薬価引下げ圧力の中でメーカーも卸も体力の低下(流通取引問題の悪化)

●“供給不安問題”(欠品の多発と混乱の長期化)の表面化(2019年~)
重大な理由による供給不足と出荷調整を要する品目。医薬品サプライチェーン全体の
問題として表面化(供給不安、欠品、在庫偏在への疑念、社会的な需給調整の必要)
供給リスク情報の共有、備蓄、迅速対応できるためのルール化
安定確保医薬品としての制度化(全体調整の仕組みの具体化の必要、社会的流通コストを
どう負担するのか)
*サプライチェーン全体としての情報共有と問題解決のための仕組みづくり
*医薬品の供給不足スキームの実効性を高める措置の必要