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別紙5○【先進医療会議】先進医療の保険導入等の検討について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00050.html |
出典情報 | 先進医療会議(第114回先進医療会議、第138回先進医療技術審査部会 9/8)《厚生労働省》 |
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ます.
2)喉頭・中下咽頭癌
喉頭・中下咽頭癌のシスプラチン併用強度変調陽子線治療については,先進医療 B によ
る登録を進めエビデンスを示します.現在登録をすすめており,試験終了は 2028 年を予定
しています.
3)口腔癌
口腔扁平上皮癌の陽子線治療について登録データの解析を行い,安全性および生存率を
指標として,既存の X 線治療との比較を行います.また,腫瘍およびリスク臓器(下顎骨,
頸動脈,咽頭収縮筋,唾液腺など)への線量分布の定量的比較を検討いたします.
6.泌尿器腫瘍
1)膀胱癌
レジストリ登録症例の経過観察を継続すると共に引き続き症例を増やし,患者背景(ステ
ージ,大きさ,病変数など)や抗癌剤投与法(全身投与,動脈内投与)を合わせて解析し,
次回の資料として提出します.
2)腎癌
切除不能腎癌は稀少病態であり年間登録数が少ない疾患ですが,特に X 線の SBRT では
適応とならない大型の腫瘍において有用な可能性が高いため,長期経過観察後のレジスト
リデータについてより詳細な解析結果として提出します.
7.婦人科腫瘍
1)巨大子宮頸部扁平上皮癌
前回の解析においては 2 年生存でわずかに有意差に至りませんでしたが,経過観察を継
続し解析症例を増やし長期生存での有用性を検討し,次回の資料として提出します.
2)婦人科領域悪性黒色腫
稀少癌であるため粒子線の前向き登録データと 2016 年以前のデータを合わせた pooled
study の結果を解析します.比較データの取得は,システマチックレビューで収集した非
切除症例データだけでなく,婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG: Japanese Gynecologic
Oncology Group)との共同研究として国内全国集計データを解析し比較します.
8.転移性腫瘍(転移性肝癌,肺癌,リンパ節)
前回の報告時点で局所制御率において既存治療と比較し良好な結果でありましたが有意
差に至らない部分もあったため,解析対象期間を広げ解析症例を増やし,既存治療に対す
る優越性を示す予定です.転移性腫瘍としてまとめた形ではなく,肝臓,肺,リンパ節そ
れぞれについて,原発巣別の有用性なども考慮して,より明確にエビデンスを提示しま
す.転移性肺癌については安全性の向上についても検討を加えます.リンパ節転移につい
ては,再照射の有用性についても検討いたします.原発巣として十分の多くの登録が行わ
れたものは疾患別に解析を行い,有用性を検討します.
以上,ご指摘いただいた事項に対する回答とさせていただきます.
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2)喉頭・中下咽頭癌
喉頭・中下咽頭癌のシスプラチン併用強度変調陽子線治療については,先進医療 B によ
る登録を進めエビデンスを示します.現在登録をすすめており,試験終了は 2028 年を予定
しています.
3)口腔癌
口腔扁平上皮癌の陽子線治療について登録データの解析を行い,安全性および生存率を
指標として,既存の X 線治療との比較を行います.また,腫瘍およびリスク臓器(下顎骨,
頸動脈,咽頭収縮筋,唾液腺など)への線量分布の定量的比較を検討いたします.
6.泌尿器腫瘍
1)膀胱癌
レジストリ登録症例の経過観察を継続すると共に引き続き症例を増やし,患者背景(ステ
ージ,大きさ,病変数など)や抗癌剤投与法(全身投与,動脈内投与)を合わせて解析し,
次回の資料として提出します.
2)腎癌
切除不能腎癌は稀少病態であり年間登録数が少ない疾患ですが,特に X 線の SBRT では
適応とならない大型の腫瘍において有用な可能性が高いため,長期経過観察後のレジスト
リデータについてより詳細な解析結果として提出します.
7.婦人科腫瘍
1)巨大子宮頸部扁平上皮癌
前回の解析においては 2 年生存でわずかに有意差に至りませんでしたが,経過観察を継
続し解析症例を増やし長期生存での有用性を検討し,次回の資料として提出します.
2)婦人科領域悪性黒色腫
稀少癌であるため粒子線の前向き登録データと 2016 年以前のデータを合わせた pooled
study の結果を解析します.比較データの取得は,システマチックレビューで収集した非
切除症例データだけでなく,婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG: Japanese Gynecologic
Oncology Group)との共同研究として国内全国集計データを解析し比較します.
8.転移性腫瘍(転移性肝癌,肺癌,リンパ節)
前回の報告時点で局所制御率において既存治療と比較し良好な結果でありましたが有意
差に至らない部分もあったため,解析対象期間を広げ解析症例を増やし,既存治療に対す
る優越性を示す予定です.転移性腫瘍としてまとめた形ではなく,肝臓,肺,リンパ節そ
れぞれについて,原発巣別の有用性なども考慮して,より明確にエビデンスを提示しま
す.転移性肺癌については安全性の向上についても検討を加えます.リンパ節転移につい
ては,再照射の有用性についても検討いたします.原発巣として十分の多くの登録が行わ
れたものは疾患別に解析を行い,有用性を検討します.
以上,ご指摘いただいた事項に対する回答とさせていただきます.
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