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資料8    スイッチOTC医薬品の候補となる成分の検討状況について (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00019.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第21回 9/12)《厚生労働省》
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スイッチOTC医薬品の候補となる成分の検討状況について(令和3年度受付分)(2021年4月1日~2022年3月31日)
No.

1

成分名

検討する効能・効果

候補成分に対応する医療用医薬品の情報
販売名

会社名

尿意切迫感(急に尿がしたいとの
オキシブチニン塩酸
ネオキシテー
我慢し難い訴え)及びそれを伴う頻
久光製薬

プ73.5mg
尿(尿の回数が多い)、尿もれ

2 レボノルゲストレル 緊急避妊

ノルレボ錠

あすか製薬

3

片頭痛および緊張型頭痛の予防
ジメトチアジンメシル および
酸塩
緩和(以前に医師の診断・治療を
受けた人に限る)

4

花粉、ハウスダスト(室内塵)など
エメダスチンフマル による次のような鼻のアレルギー アレサガテー
久光製薬
酸塩
症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻 プ4mg
づまり

5

デプロドンプロピオ
ン酸エステル

[軟膏、クリーム、ローション]
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、
かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんま
しん
[プラスター]
しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、
かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんま
しん、きず・やけどのあとの皮ふの
しこり・つっぱり(顔面を除く)

効能・効果

性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mgを1 第2回、3回、17回、19回、
回経口投与する。
20回で検討

緊急避妊

アレルギー性鼻炎

[軟膏、クリーム、ローション]
○ 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビ
ダール苔癬、日光皮膚炎、皮脂欠乏性湿
疹、脂漏性皮膚炎を含む)
○ 薬疹・中毒疹
○ 虫さされ
○ 痒疹群[じん麻疹様苔癬、ストロフルス、
結節性痒疹(固定じん麻疹)を含む]
○ 乾癬
○ 紅皮症
○ 紅斑症(多形滲出性紅斑、ダリエ遠心性
環状紅斑)
○ ジベル薔薇色粃糠疹
○ 掌蹠膿疱症
○ 特発性色素性紫斑(マヨッキー紫斑、
シャンバーグ病)
○ 円形脱毛症
[プラスター]
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビ
ダール苔癬を含む)、虫さされ、痒疹群[蕁
麻疹様苔癬、ストロフルス、結節性痒疹(固
定蕁麻疹)を含む]、乾癬、掌蹠膿疱症、肥
厚性瘢痕・ケロイド、扁平紅色苔癬、慢性円
板状エリテマトーデス、環状肉芽腫

通常、成人にはジメトチアジンとして1日60mg を3 回に
分けて経口投与する。
重症には必要に応じジメトチアジンとして1日120mg ま 第18回で検討
で増量することができる。
年齢、症状により適宜増減する。
通常、成人にはエメダスチンフマル酸塩として1回4mgを
胸部、上腕部、背部又は腹部のいずれかに貼付し、24
時間毎に貼り替える。なお、症状に応じて1回8mgに増
量できる。
[軟膏、クリーム、ローション]
通常1日1~数回、適量を患部に塗布する。
[プラスター]
患部を軽く洗浄し、よく乾燥させた後、本品を膏体面被
覆ポリエステルフィルムに付着させたまま適当な大きさ
に切り取り、ポリエステルフィルムを取り除き、患部に膏
体面を当てて貼付する。本品は、貼付後12時
間又は24時間毎に貼りかえる。必要な場合、夜間のみ
貼付する方法もある。なお、貼りかえるときにも患部の
洗浄及び乾燥を行う。

〇胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆
流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、
Zollinger-Ellison症候群、非ステロイド性抗
炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指
腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投与
時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再
発抑制

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison
症候群
成人
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1
回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では
8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とす
る。
小児
〇下記におけるヘリコバクター・ピロリの除 通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールと
菌の補助
して、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、 症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。な
特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に お、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指
対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ 腸潰瘍では6週間までの投与とする。
ピロリ感染胃炎
逆流性食道炎
成人
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1
回経口投与する。なお、通常、8週間までの投与とする。
さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法
においては、1回10~20mgを1日1回経口投与する。
小児
通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールと
して、体重20kg未満では1回10mgを、体重20kg以上では
症状に応じて1回10~20mgを1日1回経口投与する。な
お、通常、8週間までの投与とする。

6

エソメプラゾール

備考

通常、成人に対し本剤1日1回、1枚(オキシブチニン塩
過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び
酸塩として73.5mg)を下腹部、腰部又は大腿部のいず
切迫性尿失禁
れかに貼付し、24時間毎に貼り替える。

ミグリステン錠 共和薬品工業
片頭痛、緊張性頭痛
20
株式会社

エクラー軟膏
0.3%
エクラークリー
ム0.3%
エクラーロー 久光製薬
ション0.3%
エクラープラス
ター20μ
g/cm2

用法・用量

資料 8

非びらん性胃食道逆流症
成人
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回10mgを1日1
回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。
小児
通常、1歳以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールと
して、1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週
間までの投与とする。

胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快
感、はきけ・むかつき、もたれ、のど ネキシウムカ アストラゼネカ
のつかえ、苦い水 胃酸 が上がっ プセル10mg 株式会社
てくる

非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十
二指腸潰瘍の再発抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1
回経口投与する。
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸
潰瘍の再発抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1
回経口投与する。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキ
シシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマ
イシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7
日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に
応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg
(力価)1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及び
クラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロ
リの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療と
して、通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、
アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロ
ニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日
間経口投与する。

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