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2022年第35週（8月29日～9月4日； 9月6日現在）掲載日：2022年9月12日 (13 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10754-2021-41-10-11-10-17-10-19.html |
| 出典情報 | 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第35週（8月29日－9月4日、9月6日現在）（9／12）《国立感染症研究所》 |
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レベル（各年代の人口 10 万対新規症例報告数）としては、202２年第３５週は、人口 10 万対２７０～1
２６５人であった。人口当たり新規症例報告数としては、第 3５週は、70 代が最も低く、5～9 歳が最多
であった。直近の週では、人口 10 万対新規症例報告数の上位 3 位は、５～9 歳、0～4 歳、１０～１４歳、
であった。なお、新規症例報告数が最も多い年代は、４0 代であった。
検査をより多く受ける傾向が年代によって違うことが考えられ、無症候でも探知される可能性が相対
的に高いので（帰省や渡航前、企業・施設のスクリーニング制度等）、有症状例に限定した評価も重要で
ある。有症状例においても傾向は同様で、人口当たりの新規症例報告数が最も多い年齢群は 5～9 歳
であった。
前週比としては、第 31、３２週は 1 を下回り、第 33 週は 1 を上回り、第３4、３５週は 1 を下回った。前
週比は、第３１週は０．９９、第３２週は０．８７、第３3 週は 1.09、第 34 週は０．７９、第 35 週は０．６８
であった。年代ごとの前週比は、第 35 週は中央値：0.67、範囲：0.60〜0.82 倍であった。また、直近
の週は過小評価される傾向があり、9 月 6 日現在の第 35 週の値と 8 月 30 日現在の第 34 週の値
と比較すると、中央値：0.71、範囲：0.62〜0.85 倍であった。
小児の傾向としては、0～4 歳、5～9 歳、10～14 歳（0～14 歳は、報告された全症例の２１%）の人口
10 万対新規症例報告数はそれぞれ 1,１２４、1,２６５、９１７であった。第 3５週は 15～19 歳（全症例の
5.６%、人口 10 万対新規症例報告数は７７１）は、前週と同様に、0～14 歳を下回った。直近の週の遅
れを考慮した前週比は、14 歳以下では０．７７～０．８５で、１５～１９歳では０．６７であった。
遅れ報告を考慮した、人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第３１週は、5～9 歳（-5２人）、
10～14 歳（-１９２人）、15～19 歳（-１０５人）以外の年齢群で増加し（３１から１４７人）、0～4 歳と 80
代以上の年齢群では人口１0 万対１００人強の増加を認めた。第３２週は、全ての年齢群で微減～減少し
た（-０．４から-１８８人。0-4 歳、5-9 歳、10-14 歳、20 代、30 代、40 代で人口 10 万対 100 以上
の減少）。第３３週は、5～9 歳以外の年齢群で微増～増加し（４２から 393 人）、15～19 歳と 20 代で
は人口１0 万対２５０人強の増加を認めた（10〜50 代でそれぞれの人口 10 万対 100 人以上の増加
が認められている）。第３４週は、０～４歳以外の年齢群で減少し（-６９から-470 人）、10～14 歳、15
～19 歳、20 代、30 代、40 代では人口１0 万対２００人強の減少を認めた。第３５週は、全ての年齢群
で人口 10 万対新規症例報告数が 100 人以上減少し（-１２５から-4９３人）、50 代以下の年齢群では、
人口１0 万対２００人強の減少を認めた。
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２６５人であった。人口当たり新規症例報告数としては、第 3５週は、70 代が最も低く、5～9 歳が最多
であった。直近の週では、人口 10 万対新規症例報告数の上位 3 位は、５～9 歳、0～4 歳、１０～１４歳、
であった。なお、新規症例報告数が最も多い年代は、４0 代であった。
検査をより多く受ける傾向が年代によって違うことが考えられ、無症候でも探知される可能性が相対
的に高いので（帰省や渡航前、企業・施設のスクリーニング制度等）、有症状例に限定した評価も重要で
ある。有症状例においても傾向は同様で、人口当たりの新規症例報告数が最も多い年齢群は 5～9 歳
であった。
前週比としては、第 31、３２週は 1 を下回り、第 33 週は 1 を上回り、第３4、３５週は 1 を下回った。前
週比は、第３１週は０．９９、第３２週は０．８７、第３3 週は 1.09、第 34 週は０．７９、第 35 週は０．６８
であった。年代ごとの前週比は、第 35 週は中央値：0.67、範囲：0.60〜0.82 倍であった。また、直近
の週は過小評価される傾向があり、9 月 6 日現在の第 35 週の値と 8 月 30 日現在の第 34 週の値
と比較すると、中央値：0.71、範囲：0.62〜0.85 倍であった。
小児の傾向としては、0～4 歳、5～9 歳、10～14 歳（0～14 歳は、報告された全症例の２１%）の人口
10 万対新規症例報告数はそれぞれ 1,１２４、1,２６５、９１７であった。第 3５週は 15～19 歳（全症例の
5.６%、人口 10 万対新規症例報告数は７７１）は、前週と同様に、0～14 歳を下回った。直近の週の遅
れを考慮した前週比は、14 歳以下では０．７７～０．８５で、１５～１９歳では０．６７であった。
遅れ報告を考慮した、人口 10 万対新規症例報告数の前週差としては、第３１週は、5～9 歳（-5２人）、
10～14 歳（-１９２人）、15～19 歳（-１０５人）以外の年齢群で増加し（３１から１４７人）、0～4 歳と 80
代以上の年齢群では人口１0 万対１００人強の増加を認めた。第３２週は、全ての年齢群で微減～減少し
た（-０．４から-１８８人。0-4 歳、5-9 歳、10-14 歳、20 代、30 代、40 代で人口 10 万対 100 以上
の減少）。第３３週は、5～9 歳以外の年齢群で微増～増加し（４２から 393 人）、15～19 歳と 20 代で
は人口１0 万対２５０人強の増加を認めた（10〜50 代でそれぞれの人口 10 万対 100 人以上の増加
が認められている）。第３４週は、０～４歳以外の年齢群で減少し（-６９から-470 人）、10～14 歳、15
～19 歳、20 代、30 代、40 代では人口１0 万対２００人強の減少を認めた。第３５週は、全ての年齢群
で人口 10 万対新規症例報告数が 100 人以上減少し（-１２５から-4９３人）、50 代以下の年齢群では、
人口１0 万対２００人強の減少を認めた。
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