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参考資料3 令和3年度日本赤十字社の血液事業への取り組みについて(日本赤十字社提出資料) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27906.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第2回 9/14)《厚生労働省》 |
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令和4年度第2回運営委員会
参考資料3
令和4年9月14日
令和4年度第2回血液事業部会運営委員会 【参考資料3】
令和3年度 日本赤十字社の血液事業への取り組みについて
No.
大項目
小項目
事業計画
【令和3年度採血計画】
①200mL献血 : 87,250人
②400mL献血 : 3,259,712人
③血漿献血 : 1,072,252人
④血小板献血 : 572,718人
※400mL率・・・97.4%
1
1.採血及び供給計画
2
5
6
7
【令和3年度採血実績】
①200mL献血 : 124,247人(計画比 : 142.4%)
②400mL献血 : 3,282,124人(同 : 100.7%)
③血漿献血 : 1,093,315人(同 : 102.0%)
④血小板献血 : 553,512人(同 : 96.6%)
課題・懸案 等
引き続き、400ミリリットル全血献血及び成分献血
を中心として、輸血用血液製剤及び血漿分画製
剤の医療需要に応じた必要血液量の安定的か
つ効率的な確保を進める。
※400mL率・・・96.4%
(1)採血計画
【令和3年度供給計画】
①全血製剤 : 28本
②赤血球製剤 : 6,356,859本
③血漿製剤 : 2,105,049本
④血小板製剤 : 8,812,999本
【令和3年度供給実績】
①全血製剤 : 6本(計画比 : 21.4%)
②赤血球製剤 : 6,474,053本(同 : 101.8%)
③血漿製剤 : 2,089,681本(同 : 99.3%)
④血小板製剤 : 8,681,277本(同 : 98.5%)
引き続き、医療機関の需要に応じて、必要な血液
製剤を安定的かつ遅滞なく供給する。
※単位換算本数
※単位換算本数
国が決定した配分計画に基づき、国内製薬会社3社
(一般社団法人 日本血液製剤機構、KMバイオロジ
クス株式会社、日本製薬株式会社)へ123.5万Lの原
料血漿を送付する。
国が決定した配分計画に基づき、国内製薬会社3社(一般
社団法人 日本血液製剤機構、KMバイオロジクス株式会
社、日本製薬株式会社)へ123.6万Lの原料血漿を送付し
た。
引き続き、必要量の確保及び送付を適正に実施
する。また、原料血漿の確保方策として、循環血
液量に応じた採血の推進や成分採血由来血漿
製剤(FFPLR480)の製造工程における血漿の分
離確保等の各種対策に着実に取り組む。
「新しい生活様式」の定着により、在宅勤務等が増加
し、移動採血車(献血バス)の配車場所が限られる状
況が続くことも想定されるため、企業献血を中心とし
た集団献血から個人ごとの献血協力形態の方針変
更を進める。特に影響が大きい都市部については、
採血固定施設(献血ルーム)を中心とした献血受入
体制の充実を図ることとし、必要血液量の確保及び
(1)新型コロナウイルスの感染拡 原料血漿確保量の増加する対応も兼ねて、採血固
大下における必要血液量の安定 定施設(献血ルーム)新設に向けた対応を進める。
確保
「新しい生活様式」の定着により、在宅勤務等が増加し、
移動採血車(献血バス)の配車場所が限られる状況の中、
中止会場の献血予定者や在宅勤務中の献血者を中心に
採血固定施設(献血ルーム)へ誘導、地域に根差した献血
会場の実施等、献血受入体制の充実を図った。また、新
型コロナウイルスの感染拡大下においても、安心して献血
にご協力いただけるよう、献血会場における感染防止対
策を徹底し、「新しい生活様式」に対応した安全な献血会
場の保持に努めた。
国民の生活様式が変容とともに大きく変化する社
会情勢に対応するため、従来の都道府県の枠組
みに基づく献血確保体制を見直し、将来にわたっ
て安定的に持続可能な事業運営を行う。
10代・20代の若年層向けに献血の重要性を伝える広
報に努めるとともに、将来の献血基盤となる小学生
から大学生を対象とした献血セミナー等を積極的に
開催し、血液製剤を必要とする患者の声を伝えるな
ど、新たな協力層への働きかけを行う。
若年層向けの雑誌、放送媒体、ソーシャルネットワーキン
グサービス(SNS)等を含む様々な広報手段を用いて献血
の重要性を伝える広報に努めた。
将来の献血基盤となる小学生から大学生を対象として、
一部試行的に新しい生活様式に配慮したオンライン形式
を取り入れつつ、献血セミナーや血液センターでの体験学
習を行い、13万人に参加いただいた。
10代については、まずは献血を経験してもらう、
全体の底上げという点でも初回献血者の確保を
中心とした取り組みを検討する。20代、30代につ
いては、一度献血を経験された方が継続して繰り
返し献血に協力していただくことを中心とした取り
組みを検討する。
「新しい生活様式」は、アフターコロナにあっても
定着すると思われ、将来の献血基盤の構築のた
め中学校・高等学校等での献血セミナーの質的
向上/開催回数の増加を図り、集団献血から
個々の献血、イベント型からWeb(SNS等)主体の
施策など、新たな献血血液確保施策への転換が
必要である。
若年層のみならず幅広い世代からの献血協力を得
られるよう年齢層に応じた対策を実施する。そのひと
つとして子育て世代の方々が安心して献血していた
だける環境の整備、働き盛りの世代の方々の献血の
機会を増やすなどの対策を行う。
献血ルームの移転や改修を行う際には託児スペースを整 コロナ禍においても、企業・団体に対して社会貢
備し、親子が献血に触れ合う機会や利用しやすい環境を 献(CSR活動)としての献血協力・支援を積極的
設けた。
に促していく必要がある。
また、企業等での献血を推進するととも、献血に協賛する
企業等86社に「献血サポーター」として登録をいただいた。
血液の需要に応じた献血協力は、効率的な献血を推
進していく上で不可欠であり、献血Web会員サービス
「ラブラッド」を活用し、献血のWeb 予約の働きかけを
行い、事前予約による待ち時間の解消に取り組む等
献血者の利便性向上を図り、献血会場における「密」
の発生を回避し安全な献血会場の保持に努めること
で、複数回献血の推進を図る。
献血Web会員サービス「ラブラッド」を活用した献血予約の
推進、献血者への情報発信など、献血者サービスの向上
を図った。またラブラッドの会員数(登録者数)について
は、約49万人(486,509人)増加し、会員総数(総登録者
数)は約296万人(2,955,408人)となった。令和3年度にお
いては、このうち約151万人(1,507,615人)の方に献血の協
力をいただき、全献血者に占める事前予約率は38.7%と
なった。
(2)供給計画
(3)血漿分画製剤用原料血漿の
確保及び送付
3
4
事業実績
2.献血者の安定的確保
(2)若年層に対する献血の普及
啓発
(3)献血者の年齢層に応じた献
血推進対策
新規会員の募集活動を継続するとともに、現会
員の年間献血協力回数の増加や事前予約率の
向上に向けた施策を強化する。
また、ラブラッド会員の献血履歴を適切に管理
し、必要な時に必要な献血協力を的確に依頼出
来る管理システムの継続検討を行う。
(4)複数回献血協力者の確保
1
参考資料3
令和4年9月14日
令和4年度第2回血液事業部会運営委員会 【参考資料3】
令和3年度 日本赤十字社の血液事業への取り組みについて
No.
大項目
小項目
事業計画
【令和3年度採血計画】
①200mL献血 : 87,250人
②400mL献血 : 3,259,712人
③血漿献血 : 1,072,252人
④血小板献血 : 572,718人
※400mL率・・・97.4%
1
1.採血及び供給計画
2
5
6
7
【令和3年度採血実績】
①200mL献血 : 124,247人(計画比 : 142.4%)
②400mL献血 : 3,282,124人(同 : 100.7%)
③血漿献血 : 1,093,315人(同 : 102.0%)
④血小板献血 : 553,512人(同 : 96.6%)
課題・懸案 等
引き続き、400ミリリットル全血献血及び成分献血
を中心として、輸血用血液製剤及び血漿分画製
剤の医療需要に応じた必要血液量の安定的か
つ効率的な確保を進める。
※400mL率・・・96.4%
(1)採血計画
【令和3年度供給計画】
①全血製剤 : 28本
②赤血球製剤 : 6,356,859本
③血漿製剤 : 2,105,049本
④血小板製剤 : 8,812,999本
【令和3年度供給実績】
①全血製剤 : 6本(計画比 : 21.4%)
②赤血球製剤 : 6,474,053本(同 : 101.8%)
③血漿製剤 : 2,089,681本(同 : 99.3%)
④血小板製剤 : 8,681,277本(同 : 98.5%)
引き続き、医療機関の需要に応じて、必要な血液
製剤を安定的かつ遅滞なく供給する。
※単位換算本数
※単位換算本数
国が決定した配分計画に基づき、国内製薬会社3社
(一般社団法人 日本血液製剤機構、KMバイオロジ
クス株式会社、日本製薬株式会社)へ123.5万Lの原
料血漿を送付する。
国が決定した配分計画に基づき、国内製薬会社3社(一般
社団法人 日本血液製剤機構、KMバイオロジクス株式会
社、日本製薬株式会社)へ123.6万Lの原料血漿を送付し
た。
引き続き、必要量の確保及び送付を適正に実施
する。また、原料血漿の確保方策として、循環血
液量に応じた採血の推進や成分採血由来血漿
製剤(FFPLR480)の製造工程における血漿の分
離確保等の各種対策に着実に取り組む。
「新しい生活様式」の定着により、在宅勤務等が増加
し、移動採血車(献血バス)の配車場所が限られる状
況が続くことも想定されるため、企業献血を中心とし
た集団献血から個人ごとの献血協力形態の方針変
更を進める。特に影響が大きい都市部については、
採血固定施設(献血ルーム)を中心とした献血受入
体制の充実を図ることとし、必要血液量の確保及び
(1)新型コロナウイルスの感染拡 原料血漿確保量の増加する対応も兼ねて、採血固
大下における必要血液量の安定 定施設(献血ルーム)新設に向けた対応を進める。
確保
「新しい生活様式」の定着により、在宅勤務等が増加し、
移動採血車(献血バス)の配車場所が限られる状況の中、
中止会場の献血予定者や在宅勤務中の献血者を中心に
採血固定施設(献血ルーム)へ誘導、地域に根差した献血
会場の実施等、献血受入体制の充実を図った。また、新
型コロナウイルスの感染拡大下においても、安心して献血
にご協力いただけるよう、献血会場における感染防止対
策を徹底し、「新しい生活様式」に対応した安全な献血会
場の保持に努めた。
国民の生活様式が変容とともに大きく変化する社
会情勢に対応するため、従来の都道府県の枠組
みに基づく献血確保体制を見直し、将来にわたっ
て安定的に持続可能な事業運営を行う。
10代・20代の若年層向けに献血の重要性を伝える広
報に努めるとともに、将来の献血基盤となる小学生
から大学生を対象とした献血セミナー等を積極的に
開催し、血液製剤を必要とする患者の声を伝えるな
ど、新たな協力層への働きかけを行う。
若年層向けの雑誌、放送媒体、ソーシャルネットワーキン
グサービス(SNS)等を含む様々な広報手段を用いて献血
の重要性を伝える広報に努めた。
将来の献血基盤となる小学生から大学生を対象として、
一部試行的に新しい生活様式に配慮したオンライン形式
を取り入れつつ、献血セミナーや血液センターでの体験学
習を行い、13万人に参加いただいた。
10代については、まずは献血を経験してもらう、
全体の底上げという点でも初回献血者の確保を
中心とした取り組みを検討する。20代、30代につ
いては、一度献血を経験された方が継続して繰り
返し献血に協力していただくことを中心とした取り
組みを検討する。
「新しい生活様式」は、アフターコロナにあっても
定着すると思われ、将来の献血基盤の構築のた
め中学校・高等学校等での献血セミナーの質的
向上/開催回数の増加を図り、集団献血から
個々の献血、イベント型からWeb(SNS等)主体の
施策など、新たな献血血液確保施策への転換が
必要である。
若年層のみならず幅広い世代からの献血協力を得
られるよう年齢層に応じた対策を実施する。そのひと
つとして子育て世代の方々が安心して献血していた
だける環境の整備、働き盛りの世代の方々の献血の
機会を増やすなどの対策を行う。
献血ルームの移転や改修を行う際には託児スペースを整 コロナ禍においても、企業・団体に対して社会貢
備し、親子が献血に触れ合う機会や利用しやすい環境を 献(CSR活動)としての献血協力・支援を積極的
設けた。
に促していく必要がある。
また、企業等での献血を推進するととも、献血に協賛する
企業等86社に「献血サポーター」として登録をいただいた。
血液の需要に応じた献血協力は、効率的な献血を推
進していく上で不可欠であり、献血Web会員サービス
「ラブラッド」を活用し、献血のWeb 予約の働きかけを
行い、事前予約による待ち時間の解消に取り組む等
献血者の利便性向上を図り、献血会場における「密」
の発生を回避し安全な献血会場の保持に努めること
で、複数回献血の推進を図る。
献血Web会員サービス「ラブラッド」を活用した献血予約の
推進、献血者への情報発信など、献血者サービスの向上
を図った。またラブラッドの会員数(登録者数)について
は、約49万人(486,509人)増加し、会員総数(総登録者
数)は約296万人(2,955,408人)となった。令和3年度にお
いては、このうち約151万人(1,507,615人)の方に献血の協
力をいただき、全献血者に占める事前予約率は38.7%と
なった。
(2)供給計画
(3)血漿分画製剤用原料血漿の
確保及び送付
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事業実績
2.献血者の安定的確保
(2)若年層に対する献血の普及
啓発
(3)献血者の年齢層に応じた献
血推進対策
新規会員の募集活動を継続するとともに、現会
員の年間献血協力回数の増加や事前予約率の
向上に向けた施策を強化する。
また、ラブラッド会員の献血履歴を適切に管理
し、必要な時に必要な献血協力を的確に依頼出
来る管理システムの継続検討を行う。
(4)複数回献血協力者の確保
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