よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3-3 西浦先生提出資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第99回 9/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

大阪のデータ分析で以下のような区間定数を仮定すると:
𝑎1
𝑅00 (𝑡) = ቐ𝑎2
𝑎3

for t<25 March
for t>=25 March and t<7 April
for t>=7 April

𝑏1
𝑅11 (𝑡) = ቐ𝑏2
𝑏3

for t<25 March
for t>=25 March and t<7 April
for t>=7 April

リンクありの者の比率の変化(大阪府第1波)

次のような次世代行列を得た:
1.86
0
0.50 0.66
t<25 March
𝐾1 =

for

1.12
0
for
0.30 0.47
t>=25 March and t<7 April
𝐾2 =

0.58
0
0.16 0.63
t>=7 April
𝐾3 =

for

緊急事態宣言後R00もR11も1を下回った
【考察】
接触歴あり/なしの時系列情報は実効再生産数と組み合わせることで「制御の成功状
態」を反映する指標であった。
実効再生産数は人口全体(つまり、主に接触歴なしの者)の2次感染や制御状況を指し
示すのに対し、接触歴の情報は人口全体の2次感染に比して接触歴ありの者による2次
感染の相対的度合いを反映する。両者を組み合わせることで接触者追跡をリアルタイム
4
で評価可能である。