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総-2-2○医療機器及び臨床検査の保険適用について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00161.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第529回 10/5)《厚生労働省》
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製品概要
1 販売名

スマートジーン H.pylori G

2 希望企業

株式会社 ミズホメディー

胃内視鏡廃液中のヘリコバクター・ピロリDNA及び23S rRNA遺伝子ドメ
3 使用目的 インV領域の変異の検出(ヘリコバクター・ピロリ感染及びクラリスロマイ
シン低感受性のヘリコバクター・ピロリ感染の診断補助)
製品特徴
・本品は胃内視鏡廃液を検体とする核酸増幅法による検査のため、
短時間でヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)の同定とクラリスロマイシン
感受性の検査が可能である。
ヘリコバクター・ピロリ
感染症が疑われる患者

胃内視鏡検査を
必要とする検査法





胃内視鏡検査を
必要としない検査法
④ 抗体検査
⑤ 尿素呼気試験
⑥ 糞便中抗原測定

迅速ウレアーゼ検査
鏡検法
培養法
核酸増幅検査(胃内視鏡廃液)

①から⑥について、検査が陰性であれば、異なる検査を実施した場合はもう1項目に限り算定でき
る。⑦について、当該検査が陰性の場合、内視鏡所見がヘリコバクター・ピロリ感染を強く疑う所見
であれば、⑦と異なる検査法で再度検査を実施した場合に限り、さらに1項目まで算定できる。
①及び②の検査を同時に実施した場合又は④、⑤及び⑥のうちいずれか2つの検査を同時に実
施した場合にあっては、(1)の規定にかかわらずそれぞれの所定点数(①+②、④+⑤、④+⑥、
⑤+⑥)を初回実施に限り算定することができる。

4 構造・原理

臨床上の有用性
本品の臨床性能について、既存のヘリコバクター・ピロリの感染診断
法と感受性試験を対照に評価を行った。
ヘリコバクター・ピロリDNA検出と尿素呼気
試験との比較
本品

尿素
呼気
試験


23S rRNA遺伝子ドメインV領域の変異の
検出と感受性試験との比較
本品



陽性

陰性

陽性

58例

5例

63例

陰性

3例

98例

101例

61例

103例

164例

陽性一致率:92.1% (58/63)
陰性一致率:97.0 % (98/101)
全体一致率:95.1% (156/164)



変異
あり

変異
なし

低感受性

18例

2例

20例

感受性あり

0例

39例

39例



18例

41例

59例

全体一致率:96.6% (57/59)
薬機法に基づく添付文書より引用

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