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総-5-2○最適使用推進ガイドラインについて (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00161.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第529回 10/5)《厚生労働省》
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(PD-L1 発現状況別の有効性)
国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-826 試験)に組み入れられた患者のデータに基づ
き、CPS*別に解析を行った有効性(探索的な解析を含む)及び安全性の結果は以下
のとおりであった。
本剤群の有効性に関して、CPS が 1 未満の場合に、PFS 及び OS の延長効果は小さ
い傾向が認められた(表 2 及び図 3、表 3 及び図 4)。
なお、PD-L1 の発現状況によらず、本剤の安全性プロファイルは同様であった。
*:腫瘍組織における PD-L1 を発現した細胞数(腫瘍細胞、マクロファージ及びリンパ
球)数を総腫瘍細胞数で除し、100 を乗じた値
PD-L1発現状況別のPFSの中間解析結果(治験担当医師判定、2021年5月3日データカットオフ)
イベント数 中央値[95%CI] ハザード比*1
交互作用のp値
患者集団
投与群
例数
(%)
(月)
[95%CI]
(両側)*2
35
本剤群
23(65.7)
8.1[6.1, 12.6]
0.94
CPS<1
34
プラセボ群
28(82.4)
8.2[6.2, 10.4] [0.52, 1.70]*3
115
本剤群
70(60.9) 11.2[8.3, 15.3]
0.68
1≦CPS<10
0.4269
プラセボ群 116
82(70.7)
8.2[6.3, 10.0] [0.49, 0.94]*3
158
本剤群
87(55.1) 10.4[8.9, 15.1]
0.58
CPS≧10
[0.44, 0.77]
プラセボ群 159 116(73.0)
8.1[6.2, 8.8]

表2

CI:信頼区間、*1:初回診断時における遠隔転移(FIGO 2009分類に基づくⅣB期)(あり、なし)、ベバシズ
マブ併用の有無(あり、なし)及びPD-L1の発現状況(CPS 1未満、CPS 1以上10未満、CPS 10以上)を層別因子
とした層別Cox比例ハザードモデル、*2:①投与群、②PD-L1発現状況及び③投与群とPD-L1発現状況との交互
作用を共変量とした非層別Cox比例ハザードモデル、*3:探索的な解析

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