よむ、つかう、まなぶ。
資料 先-4○先進医療Bの総括報告書に関する評価について(告示番号旧1) (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00051.html |
出典情報 | 先進医療会議(第115回 10/6)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
先-4
4.10.6
令和4年9月 15 日
「パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラ
チン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法(告示旧1)」の総
括報告書に関する評価について
先進医療技術審査部会
座長 山口
俊晴
埼玉医科大学国際医療センターから提出のあった総括報告書について、先進医療技
術審査部会で評価を行い、その結果を以下のとおりとりまとめたので報告いたします。
1.先進医療の概要及び申請医療機関からの報告の概要
先進医療の名称:
パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン
腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法
適応症等:
上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん
医療技術の概要:
現在のところ卵巣癌に対する効果的なスクリーニング法は確立されておらず、その約
70%がⅢ、Ⅳ期の進行癌の状態で初めて診断される。卵巣癌の年齢訂正死亡率は25年間で
1.9倍の増加を示し、女性の悪性腫瘍による死亡原因において乳癌に次ぐ第2位になる可
能性があった。
本試験は、上皮性卵巣癌・卵管癌・腹膜原発癌患者に対して、Paclitaxel毎週経静脈
(IV)投与およびCarboplatin 3週毎IV投与の併用療法(dd-TCiv療法)を標準治療とし、
Paclitaxel毎週IV投与およびCarboplatin 3週毎腹腔(IP)投与の併用療法(dd-TCip療法)
試験治療とした第II/III相ランダム化試験である。
Phase A feasibilityについて、International Independent Data Monitoring
Committee(IIDMC)が総合的かつ第三者的に判断し、Phase Bへの移行を決
定する
Phase B
○主要評価項目:無増悪生存期間(PFS)
○副次評価項目:全生存期間(OS)、腫瘍縮小効果(評価可能病変のある症例のみ)、有
害事象の発現率、治療完遂率、Quality of life(QOL)評価、費用効果分析・費用効用
分析
○目標症例数:
654例(Phase A:120例、Phase B:534例) (登録症例数:655例)
○試験期間:
2010年5月~2022年4月
臨床研究登録ID : UMIN000003670
jRCTs031180141
1
4.10.6
令和4年9月 15 日
「パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラ
チン腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法(告示旧1)」の総
括報告書に関する評価について
先進医療技術審査部会
座長 山口
俊晴
埼玉医科大学国際医療センターから提出のあった総括報告書について、先進医療技
術審査部会で評価を行い、その結果を以下のとおりとりまとめたので報告いたします。
1.先進医療の概要及び申請医療機関からの報告の概要
先進医療の名称:
パクリタキセル静脈内投与(一週間に一回投与するものに限る。)及びカルボプラチン
腹腔内投与(三週間に一回投与するものに限る。)の併用療法
適応症等:
上皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん
医療技術の概要:
現在のところ卵巣癌に対する効果的なスクリーニング法は確立されておらず、その約
70%がⅢ、Ⅳ期の進行癌の状態で初めて診断される。卵巣癌の年齢訂正死亡率は25年間で
1.9倍の増加を示し、女性の悪性腫瘍による死亡原因において乳癌に次ぐ第2位になる可
能性があった。
本試験は、上皮性卵巣癌・卵管癌・腹膜原発癌患者に対して、Paclitaxel毎週経静脈
(IV)投与およびCarboplatin 3週毎IV投与の併用療法(dd-TCiv療法)を標準治療とし、
Paclitaxel毎週IV投与およびCarboplatin 3週毎腹腔(IP)投与の併用療法(dd-TCip療法)
試験治療とした第II/III相ランダム化試験である。
Phase A feasibilityについて、International Independent Data Monitoring
Committee(IIDMC)が総合的かつ第三者的に判断し、Phase Bへの移行を決
定する
Phase B
○主要評価項目:無増悪生存期間(PFS)
○副次評価項目:全生存期間(OS)、腫瘍縮小効果(評価可能病変のある症例のみ)、有
害事象の発現率、治療完遂率、Quality of life(QOL)評価、費用効果分析・費用効用
分析
○目標症例数:
654例(Phase A:120例、Phase B:534例) (登録症例数:655例)
○試験期間:
2010年5月~2022年4月
臨床研究登録ID : UMIN000003670
jRCTs031180141
1