よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和3年度 健康保険組合決算見込状況について-令和3年度決算見込と今後の財政見通しについて-(PDF) (14 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 令和3年度健保組合決算見込みを発表(10/6)《健康保険組合連合会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

今後の財政見通しについて(健保連推計:令和4年度~5年度)
●令和4年度は、一時的な高齢者拠出金の精算戻り等の支出減により、収支が一時的に改善することも見込まれるが、7月以降、外来医療
費が予想を大きく上回る勢いで伸びており、今後の動向を慎重に見極める必要がある。
●令和5年度は、75歳に到達する団塊世代の増加により、拠出金は+2,700億円(対R4比+7.9%)と急激に増加。収支は▲1,700億円と再び
赤字に転じ、5年度以降、毎年、増加する拠出金によりさらなる財政悪化が見込まれる。
令和3年度
【決算見込】
経常収入計①
保険料収入
その他
経常支出計②

8兆3,841億円

令和4年度【推計】*)
8兆6,600億円(R3決算比+3.3%)

令和5年度【推計】*)
8兆7,200億(R4推計比+0.7%)

(参考数値)
令和4年度【予算】
8兆3,869億円

8兆2,652億円

8兆5,500億円(+3.4%)

8兆6,100億円(+0.7%)

8兆2,723億円

1,189億円

1,100億円

1,100億円

1,146億円

8兆4,666億円

8兆4,600億円(▲0.1%)

8兆9,000億円(+5.2%)

8兆6,638億円

保険給付費

4兆2,469億円

4兆3,700億円(+3.0%)

4兆5,500億円(+3.9%)

4兆5,348億円

高齢者拠出金

3兆6,509億円

3兆4,000億円(▲6.8%)

3兆6,700億円(+7.9%)

3兆4,511億円

保健事業費

3,698億円

4,500億円

4,500億円

4,483億円

その他

1,990億円

2,300億円

2,300億円

2,297億円

経常収支差引額(①-②)

▲825億円

2,100億円

▲1,700億円

▲2,770億円

実質保険料率

9.35%

9.15%

9.55%

9.85%

*)令和4年度及び5年度の推計方法について

(*推計値は100億円未満を四捨五入しているため、表上の合計額とは必ずしも一致しない。)

(経常収入)
1)保険料収入:4年度は報酬の伸び率を4-6月の「組合管掌健康保険事業状況報告」(以下「月報」)の対前年同月比1.6%(平均)と4-6月の「毎月勤労統計」(厚生
労働省)による4年9月の改定率1.8%を用いて標準報酬を推計(月額1.7%、賞与4.5%)し、4年度予算の平均保険料率を乗じた。5年度は4-8月の標準報酬の伸
び率を1.8%(=4年9月改定率)とし、5年9月の改定率を0%として標準報酬を推計(0.7%)し、これに4年度予算の平均保険料率を乗じた。
2)その他:4年度予算と同額とした。
(経常支出)
1)保険給付費:4年度は、3年度決算見込を基礎として、4年4-7月分までの「月報」の実績値の対前年同月比3.0%(平均)を用いて推計した。5年度はこれに4年度
診療報酬改定率を加味して推計した。
2)高齢者拠出金:4年度は支払基金納付通知額、5年度は3年度の実績見込と上記で推計した5年度の標準報酬を用いて、概算要求ベースの諸係数により推計した。
3)保健事業費、その他:4年度予算と同額とした。
14