１．令和３年度決算見込（1,388組合）：経常収支の状況
●令和3年度決算見込（1,388組合）の経常収支は、①経常収入：8兆3,841億円（対前年度比+1.1%）、②経常支出：8兆4,666億円
（同+5.8%）で、収支差引額（①-②）は▲825億円の赤字となり、平成25年度以来、8年ぶりの赤字となった。
●赤字の主な要因は、保険料収入が前年度比810億円、1.0%の増加に対して、保険給付費は同3,408億円、8.7%増加し、拠出金は対前

年度比1,057億円、3.0%の増加と、いずれも保険料収入の伸びを上回るペースの増加となったことによる。なお、前期高齢者納付
金は6.4%と大きく増加した。
●データヘルス計画等、健康維持・増進のための保健事業費は、前年度比248億円増の7.2%と大きく増加した。
令和３年度決算見込：経常収支の状況（主な項目）
主な科目
経常収入（①）

令和３年度決算見込
8兆3,841億円

保険料収入

令和２年度決算
8兆2,958億円
8兆1,842億円

8兆2,652億円

経常支出（②）

8兆4,666億円

7兆9,999億円

対元年度比

伸び率(%)
（対前年度比）

増減額

(新型コロナ影響前)

伸び率

1.1%

883億円

0.2%

1.0%

810億円

0.3%

5.8%

4,667億円

4.4%

保険給付費

4兆2,469億円

3兆9,061億円

8.7%

3,408億円

3.1%

拠出金計

3兆6,513億円

3兆5,456億円

3.0%

1,057億円

6.3%

（再掲）

後期高齢者支援金

2兆132億円

2兆60億円

0.4%

72億円

1.8%

（再掲）

前期高齢者納付金

1兆6,377億円

1兆5,391億円

6.4%

986億円

12.6%

（再掲）

その他の拠出金等

4億円

6億円

▲33.3%

▲2億円

▲80.0%

3,698億円

3,450億円

7.2%

248億円

1.9%

▲825億円

2,958億円

-

▲3,783億円

保健事業費
経常収支差（①-②）

-

注）「その他の拠出金等」は、退職者給付拠出金、日雇拠出金、病床転換支援金である。

National Federation of Health Insurance Societies（KEMPOREN）

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