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資料3-2-②  鈴木先生・有馬先生提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第101回 10/5)《厚生労働省》
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新型コロナウイルス感染症において重要な発生動向モニタリングの例
(感染研案)
指標
全数把握
(陽性者数の報告)

定点報告
(主に外来陽性者数の
報告)

入院サーベイランス
(届出対象者を定めた
上での全数届出)

主な目的

指標としての利点

・地域における流行の動向の把握

・医療機関を選定せずに陽性者数が
全て報告されるという基本的な設計

・地域における流行の動向の把握(発

・同じ医療機関から一貫したデータが継
続して得られる

生数が多い感染症)

・重症者の特性の把握
(新規入院例の患者情報から)

・新規重症者の発生動向の把握*
(全数把握とは別の枠組みで、新規に重症化し
た症例を迅速かつ漏れなく把握することが重要)

(全数把握のデータは医療機関等の追加・検査
方針の変更・報告遅れ等の影響を受けやすい)

・受診行動、医療体制、検査方針等
の影響を受けにくい
・新規重症者という別階層のデータを監
視できる

• 入院報告数 / 定点報告数の比をとることで、重症度の変化を把握することが可能
*新規重症者というのは、厚生労働省において現状で把握されている、現在入院中の重症者数とは異なる概念である

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