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資料3-2-②  鈴木先生・有馬先生提出資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第101回 10/5)《厚生労働省》
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(参考資料)
症候群サーベイランスの代表的な例であるインフルエンザ様疾患サーベイランス
インフルエンザ様疾患(ILI: influenza-like illness)サーベイランスとは、
 発熱&上気道症状などの症候群を監視するサーベイランスである。
ILIサーベイランスの目的は、
 決められた基準(臨床症例定義)に該当する症例数を集計し、そのレベル(水準)・トレンド(動向)を把握することで
ある。

ILIサーベイランスの利点は、
 検査による「確定例」を報告対象としていないため、サーベイランスシステムとして柔軟であり、検査のキャパシティや検査対
象者の変化(無症状者へも検査を実施する等)の影響を受けない。
 似たような症状を呈する疾患(例:インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、RSウイルス感染症等)の動向を把握す
ることがきる。
(参考)新型コロナウイルス感染症サーベイランスにおける症候群サーベイランスの活用について、WHOガイダンスでは、以下のとおり推奨している
 新型コロナウイルス感染症のパンデミック時においてもILIサーベイランスを継続する

 ILIサーベイランスを用いて他の呼吸器ウイルスとともにSARS-CoV-2を検索する
https://www.who.int/publications/i/item/WHO-2019-nCoV-SurveillanceGuidance-2022.2
https://www.who.int/publications/i/item/WHO-2019-nCoV-Integrated_sentinel_surveillance-2022.1
https://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/311268/9789241506601-eng.pdf?sequence=1&isAllowed=y

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