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参考資料10            血小板減少症を伴う血栓症のためのブライトン分類評価(和訳) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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2021.8.13 第 1.0 版

面不全麻痺などの突然発症の局所の神経障害
心筋梗塞
動脈血栓症

胸痛[通常は激しい痛み]、息切れ、不整脈、チアノーゼ、突然死
塞栓部位に応じた臨床所見

※1 各疾患のすべての所見を網羅したリストではないため、上記の所見の一部が認められれば良い。
※2 表に示した臨床症状以外にも、各疾患の専門的な知識がある医療者により診断が確認できることでも
臨床症状があると判断して良い。

AND


血栓症/血栓塞栓症を示唆するが確定的ではない以下の画像所見又は検査値異常(D ダ
イマーの上昇)を認めること。
【画像所見】


胸部 X 線検査、心エコー検査、単純(非造影)CT 検査のいずれか

【検査値異常】


D-ダイマーの上昇(年齢による正常上限値を超えていること(50 歳未満には
0.5µg/mL をカットオフ値とし、50 歳以上には年齢を 100 で除した値(年齢/100)
µg/mL を用いる)


●レベル 2-H


発症前 100 日以内にヘパリンの投与歴があり、ヘパリンの投与歴以外はレベル 2 の症
例定義を満たすこと。

●レベル 3


発症前 100 日以内にヘパリンの投与歴がなく、血小板数減少(150,000/µL 未満)が新た
に発症していること。

AND


血栓症又は血栓塞栓症に合致する臨床所見があること(レベル 2 の表 1 参照)

●レベル 3-H


発症前 100 日以内にヘパリンの投与歴があり、ヘパリン投与歴以外はレベル 3 の症例
定義を満たすこと。

以上
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