モニタリング項目

グラフ

10 月 13 日 第 104 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
ア）新規陽性者数に占める割合は、40 代が 17.7％と最も高く、次いで 20 代が 17.1％となった。10 代以下の割
合は低下したものの、20 代や 30 代の若年層の割合は依然として高い値で推移している。
イ）若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

①－３
①－４
① 新規陽性者数

①－５

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、先週（9 月 27 日から 10 月 3 日まで（以下「先週」という。）
の 2,247 人から、今週は 1,729 人に減少し、その割合は 8.2％となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 312 人/日から、10 月 12 日時点で約 213 人/日に減少
した。
【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は減少傾向が続いている。高齢者は、重症化リスクが高く、入院
期間も長期化することが多いため、引き続きその動向を注視する必要がある。

第 6 波以降、新規陽性者数の 7 日間平均が最も少なかった 6 月 14 日から 10 月 2 日までに、都に報告があっ
た新規の集団発生事例は、福祉施設（高齢者施設・保育所等）2,031 件、学校・教育施設（幼稚園・学校等）87
件、医療機関 240 件であった。
【コメント】
今週も複数の高齢者施設等で、施設内感染の発生が報告されており、基本的な感染防止対策を継続する必要
がある。

①－６

都内の医療機関から報告された新規陽性者数の保健所区域別の分布を人口 10 万人当たりで見ると、区部の
中心部が高い値となっている。

② #7119 における
発熱等相談件数

②

#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の１つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。

(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 74.4 件/日から、10 月 12 日時点で 59.9 件/日に減
少した。また、小児の発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 32.4 件/日から、10 月 12 日時点で 29.9 件/日

となった。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 1,375 件/日から、10 月 12 日時点で約
1,275 件/日となった。
-3-