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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022277.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第104回 10/13)《東京都》
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専門家によるモニタリングコメント・意見【医療提供体制】
モニタリング項目

別紙2

グラフ

10 月 13 日 第 104 回モニタリング会議のコメント

医 療 提

オミクロン株の特性に対応した医療提供体制の分析は以下のとおりである。
(1) 新型コロナウイルス感染症のために確保を要請した病床の使用率は、前回の 24.6%(1,302 人/5,283 床)か
ら、10 月 12 日時点で 19.4%(1,027 人/5,283 床)となった。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 11.4%(48 人/420 床)から、10 月 12 日時点
で 9.3%(39 人/420 床)となった。
(3) 入院患者のうち酸素投与が必要な方の割合は、前回の 17.1%(233 人/1,360 人)から、10 月 12 日時点で
18.6%(203 人/1,091 人)となった。
(4) 救命救急センター内の重症者用病床使用率は、前回の 72.7%(471 人/648 床)から、10 月 12 日時点で 73.1%
(474 人/648 床)となった。
(5) 救急医療の東京ルールの適用件数は、93.0 件/日となった。

供 体 制
の 分 析
( オ ミ
ク ロ ン
株対応)


④ 救急医療の東京
ルールの適用件数

東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 93.1 件/日から、10 月 12 日時点で 93.0 件/日となった。
【コメント】
ア)東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、依然として高い値で推移しており、救急医療体制が未だ影響を受け
ている。
イ)救急搬送においては、搬送先決定までに時間を要しており、救急車が病院へ患者を搬送するまでの時間は改
善傾向にあるが、過去の水準と比べると延伸したままとなっている。
重症・中等症の入院患者数のモニタリングを一層重点化するため、その時点で病床を占有している入院患者数

に加え、酸素投与が必要な患者数(重症患者は含まない)をモニタリングしている。
なお、国による全数届出の見直しに伴い、令和 4 年 9 月 27 日以降の自宅療養者等の数は、国への療養状況等
の調査報告に準じて、直近 1 週間の新規陽性者数の合計から入院患者数及び宿泊療養者数を差し引いた数による

⑤ 入院患者数

推計値を用いている。
⑤-1

(1) 10 月 12 日時点の入院患者数は、前回の 1,360 人から 1,091 人に減少した。
(2) 10 月 12 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 233 人から 203 人となり、割合は前
回の 17.1%から 18.6%となった。
-5-