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資料4-1 日本感染症学会提出資料 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00400.html#h2_free20 |
出典情報 | 新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース(第2回 10/18)《厚生労働省》 |
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5. 健康フォローアップセンターへの登録と相談
・自己検査でコロナ陽性となった人は、健康フォローアップセンターへ登録するよう指導する。
・症状の悪化や不安を感じる場合には、健康フォローアップセンターに連絡し、医療機関の受診を
相談する。
*
インフルエンザの重症度、予後予測については、2017 年の「成人新型インフルエンザ治療ガイド
ライン第 2 版」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000Kenkoukyoku/0000190793.pdf)を参照のこと。
6. 電話・オンライン診療の活用と注意点
・電話・オンライン診療においては、対面診療に比べて得られる情報は限定されることに注意する
必要がある(オンライン診療の適切な実施に関する指針:厚生労働省 平成 30 年 3 月)**。
・電話・オンライン診療で判断に迷う場合、重症化を否定できない場合には受診をお願いする。
・電話・オンライン診療で、対症療法としての解熱剤、鎮咳剤に加えて、インフルの可能性が高いと
判断する場合には抗インフル薬の処方も可能である。
・インフルの診断は、コロナ自己検査陰性、地域でのインフル流行状況,インフル感染者との接触
歴,急激な発熱・筋肉痛などの臨床症状を参考に行う。
**
対面診察の際の症状から「インフルエンザ様疾患」と臨床診断した症例を対象にした研究で、
PCR や血清診断などで「インフルエンザ」と確認できたのは 60%弱である (Wallace LA, et al. J
Clin Virol. 2004;31:40-5, Mullins J, et al. J Am Coll Health. 2011;59:246-51.)。正診率につい
て医師は留意する必要がある。
なお、本フローに症状として挙げた“発熱,咽頭痛,咳嗽,倦怠感,頭痛”は新型コロナウイルス感染
症、インフルエンザ以外の感染症でも見られるものである。キットによる確定診断がつかない場合、新型
コロナ・インフルエンザの感染症以外の鑑別を慎重に行うことが大切である。
・自己検査でコロナ陽性となった人は、健康フォローアップセンターへ登録するよう指導する。
・症状の悪化や不安を感じる場合には、健康フォローアップセンターに連絡し、医療機関の受診を
相談する。
*
インフルエンザの重症度、予後予測については、2017 年の「成人新型インフルエンザ治療ガイド
ライン第 2 版」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000Kenkoukyoku/0000190793.pdf)を参照のこと。
6. 電話・オンライン診療の活用と注意点
・電話・オンライン診療においては、対面診療に比べて得られる情報は限定されることに注意する
必要がある(オンライン診療の適切な実施に関する指針:厚生労働省 平成 30 年 3 月)**。
・電話・オンライン診療で判断に迷う場合、重症化を否定できない場合には受診をお願いする。
・電話・オンライン診療で、対症療法としての解熱剤、鎮咳剤に加えて、インフルの可能性が高いと
判断する場合には抗インフル薬の処方も可能である。
・インフルの診断は、コロナ自己検査陰性、地域でのインフル流行状況,インフル感染者との接触
歴,急激な発熱・筋肉痛などの臨床症状を参考に行う。
**
対面診察の際の症状から「インフルエンザ様疾患」と臨床診断した症例を対象にした研究で、
PCR や血清診断などで「インフルエンザ」と確認できたのは 60%弱である (Wallace LA, et al. J
Clin Virol. 2004;31:40-5, Mullins J, et al. J Am Coll Health. 2011;59:246-51.)。正診率につい
て医師は留意する必要がある。
なお、本フローに症状として挙げた“発熱,咽頭痛,咳嗽,倦怠感,頭痛”は新型コロナウイルス感染
症、インフルエンザ以外の感染症でも見られるものである。キットによる確定診断がつかない場合、新型
コロナ・インフルエンザの感染症以外の鑑別を慎重に行うことが大切である。