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資料 介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会取りまとめ(案) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28815.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会(第13回  10/27)《厚生労働省》
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④ 地域による独自ルールについて
【現状】
○ 地域による独自ルールを解消し標準化へ向けたこれまでの取組とし
ては、本専門委員会で検討を行い決定した事項の通知等による周知や、
インセンティブ交付金の評価指標への反映による周知等を行ってきた
が、地方公共団体ごとや担当者ごとにローカルルールが発生している
こと、令和4年度インセンティブ交付金の評価指標の結果については、
項目や地方公共団体ごとに格差が出ているという意見も示された。
○ このような意見も踏まえて、令和5年度インセンティブ交付金にお
ける押印等についての評価指標の見直しや、令和4年9月 29 日に「介
護サービス事業所指定における電子申請・届出システムの運用開始に
伴う対応等について」(老発 0929 第4号)が発出され、これまで行っ
てきた文書負担軽減策の再度の周知が行われた。
【対応の方向性】
○ 老人保健健康増進等事業による調査を行い、地方公共団体における
独自ルールの有無・内容を整理し公表を行うべきである。
○ 専用の窓口に提出のあった要望の中で、独自ルールに関する要望を
整理し公表を行うべきである。
⑤ その他の課題について
○ 本専門委員会においては、国、指定権者・保険者及び介護サービス
事業者の間でやり取りされている文書、特に指定申請・報酬請求・指導
監査に関する文書に係る負担軽減を主な検討対象としてきたが、以下
のような意見も示された。
・ 処遇改善加算等を含め、介護報酬制度において、制度創設以降の加
算項目の増加により、提出書類が増加している。
・ 事故報告は地方公共団体によって、事故報告のルール(報告基準や
報告方法)や国が標準様式を示しているものの、様式も異なるケー
スがあるため、事務負担等がある。
・ ケアプランについては、情報収集等アナログで対応することが多
くあり事務負担等がある。
4.今後の進め方
○ 上述のとおり、介護分野の文書負担軽減に関しては、多岐にわたる取組が挙
げられた。こうした取組が地方公共団体で適切に進めていくことが出来るよう、
国はガイドラインの作成やシステム改修に係る支援、「電子申請・届出システ
ム」の導入に係る伴走型の支援等を行うとともに、都道府県においては、管内
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