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別紙2 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00041.html
出典情報 先進医療会議(第107回 2/4)《厚生労働省》
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【別添6】「子宮内膜受容能検査(ERA)」の治療計画(申請書類より抜粋)
6.治療計画
・子宮内膜の採取
当研究では、ホルモン補充周期を原則とする。ホルモン補充周期の場合は黄体ホルモン(P)投与開始日を
0 日として、5 日目(P+5)に検査を実施する。検査当日に行うこととしては、子宮内膜の厚さの測定、ホ
ルモン測定(E2、P)、子宮内膜採取(2 回)とする。
・検査の実施
採取した内膜は、1 つは検査会社に提出し、1 つは従来の子宮内膜日付診および子宮内膜炎の有無を見る
ために病理検査に提出する。採取した子宮内膜の遺伝子発現のパターンから、提出した子宮内膜が着床
に適切な時期(Receptive)なのか、不適切な時期(Non

Receptive)なのかを判断する。なお、検査結果が

出るまでには 3 週間前後の時間を要する。
・結果を受けての治療
子宮内膜の着床能力が Receptive の場合には、着床の時期は最適であることになるため、P+5 の時期に
良好胚を移植する。Non Receptive と出た場合は、最適な移植時期を検査結果から算出し、黄体ホルモン
の開始時期を調整し、最適なタイミングで時期に良好胚を移植する。
移植に用いる胚は Gardner 分類で 4BB 以上とする。融解胚移植はホルモン補充周期で行うこととし、こ
の際使用する黄体ホルモン(P)は ERA 検査時と同じものを使用するのが好ましい。
・検査結果ごとの治療計画の概要
受容期の初期(Early-Receptive 12 時間後ろにズレ)=黄体ホルモン開始を要調整
受容期の後期(Late-Receptive 12 時間前にズレ)=黄体ホルモン開始を要調整
受容期前(Pre-Receptive 1Day) =移植する時期を遅らせる必要あり
受容期前(Pre-Receptive 2Day) =移植する時期を遅らせる必要あり 再検査推奨
受容期後(Post-Receptive)=移植する時期を早める必要あり 再検査推奨

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