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総-4-1○最適使用推進ガイドラインについて (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00168.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第531回 11/9)《厚生労働省》 |
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6.
投与に際して留意すべき事項
1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者については本剤の投与が禁忌であるため、投与しな
いこと。
2) 重篤な過敏症(頻度不明 a))が報告されている。本剤投与時には観察を十分に行い、血圧低下、呼
吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅等の異常がみられた場合には直ちに投
与を中止し、適切な処置を行うこと。
a) 有害事象に基づく発現割合は 0.3%であった。
3) 長期の海外臨床試験において、プラセボ群と比較して本剤群で、冠動脈障害、不整脈、心不全の
発現頻度が高かったとの報告がある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止
するなど適切な処置を行うこと。
4) 本剤投与中の生ワクチンの接種は、安全性が確認されていないので避けること。
5) 本剤は TSLP に結合し、TSLP と TSLP 受容体との相互作用を阻害する。TSLP は、一部の寄生虫
(蠕虫)感染に対する免疫応答に関与している可能性がある。寄生虫感染患者に対しては、本剤
を投与する前に寄生虫感染の治療を行うこと。患者が本剤投与中に寄生虫感染を起こし、抗寄生
虫薬による治療が無効な場合には、寄生虫感染が治癒するまで本剤の投与を一時中止すること。
6) 本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので、急性の発
作に対しては使用しないこと。
7) 本剤の投与開始後に喘息症状がコントロール不良又は悪化した場合には、医師の診療を受けるよ
う患者を指導すること。
8) 長期ステロイド療法を受けている患者において、本剤の投与開始後にステロイド薬を急に中止し
ないこと。ステロイド薬の減量が必要な場合には、医師の管理下で徐々に行うこと。
9) 添付文書に加え、製造販売業者が提供する資料等に基づき本剤の特性及び適正使用のために必要
な情報を十分理解してから使用すること。
10) 本剤の RMP を熟読し、安全性検討事項を確認すること。
【引用文献】
1.
日本アレルギー学会「喘息予防・管理ガイドライン2021」
2.
日本小児アレルギー学会「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020」
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投与に際して留意すべき事項
1) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者については本剤の投与が禁忌であるため、投与しな
いこと。
2) 重篤な過敏症(頻度不明 a))が報告されている。本剤投与時には観察を十分に行い、血圧低下、呼
吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅等の異常がみられた場合には直ちに投
与を中止し、適切な処置を行うこと。
a) 有害事象に基づく発現割合は 0.3%であった。
3) 長期の海外臨床試験において、プラセボ群と比較して本剤群で、冠動脈障害、不整脈、心不全の
発現頻度が高かったとの報告がある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止
するなど適切な処置を行うこと。
4) 本剤投与中の生ワクチンの接種は、安全性が確認されていないので避けること。
5) 本剤は TSLP に結合し、TSLP と TSLP 受容体との相互作用を阻害する。TSLP は、一部の寄生虫
(蠕虫)感染に対する免疫応答に関与している可能性がある。寄生虫感染患者に対しては、本剤
を投与する前に寄生虫感染の治療を行うこと。患者が本剤投与中に寄生虫感染を起こし、抗寄生
虫薬による治療が無効な場合には、寄生虫感染が治癒するまで本剤の投与を一時中止すること。
6) 本剤は既に起きている気管支喘息の発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないので、急性の発
作に対しては使用しないこと。
7) 本剤の投与開始後に喘息症状がコントロール不良又は悪化した場合には、医師の診療を受けるよ
う患者を指導すること。
8) 長期ステロイド療法を受けている患者において、本剤の投与開始後にステロイド薬を急に中止し
ないこと。ステロイド薬の減量が必要な場合には、医師の管理下で徐々に行うこと。
9) 添付文書に加え、製造販売業者が提供する資料等に基づき本剤の特性及び適正使用のために必要
な情報を十分理解してから使用すること。
10) 本剤の RMP を熟読し、安全性検討事項を確認すること。
【引用文献】
1.
日本アレルギー学会「喘息予防・管理ガイドライン2021」
2.
日本小児アレルギー学会「小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020」
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