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総-7○在宅自己注射について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00168.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第531回 11/9)《厚生労働省》
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【効能・効果】
片頭痛発作の発症抑制
【用法】
通常、成人にはフレマネズマブ(遺伝子組換え)として4週間に1回225mg
を皮下投与する、又は12週間に1回675mgを皮下投与する。
【薬理作用】
フレマネズマブは、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に選択的に結
合し、2つのアイソフォーム(α-及びβ-CGRP)のCGRP受容体への結合
を阻害するヒト化モノクローナル抗体であり、CGRPに高い親和性(α-CGR
P:KD=159pM、β-CGRP:KD=112pM)と選択性を有し、CG
RP関連ペプチド(アミリン、カルシトニン及びインテルメジン)には結合しない。
アドレノメデュリンとは一過性の弱い相互作用が認められた(この親和性はCGR
Pと比較して約20,000倍以上弱い)。片頭痛患者では発作時に血漿中CGR
P濃度が上昇していること、また片頭痛患者にCGRPを投与すると片頭痛発作を
誘発することから、フレマネズマブはCGRP活性の阻害作用により、片頭痛発作
の発症を抑制すると考えられる。
【主な副作用】
注射部位反応(疼痛、硬結、紅斑、そう痒感、発疹)、薬物過敏症(アナフィ
ラキシー、血管浮腫、蕁麻疹) 等
【承認状況】
令和3年6月

薬事承認

【備考】
5.メトトレキサート製剤
【販売名】
メトジェクト皮下注7.5mgシリンジ0.15mL、同皮下注10mgシリン
ジ0.20mL、同皮下注12.5mgシリンジ0.25mL、同皮下注15mg
シリンジ0.30mL
【効能・効果】
関節リウマチ
【用法】
通常、成人にはメトトレキサートとして7.5mgを週に1回皮下注射する。な
お、患者の状態、忍容性等に応じて適宜増量できるが、15mgを超えないこと。
【薬理作用】
メトトレキサートは5-アミノイミダゾール-4-カルボキサミドトランスホ
ルミラーゼ(ATIC)阻害を介したアデノシン情報伝達促進により、各種免疫細
胞に対して抗炎症作用を示す。また、メトトレキサートのジヒドロ葉酸還元酵素(D
HFR)阻害を介したテトラヒドロビオプテリン(BH4)枯渇により一酸化窒素
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