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09【参考資料1-4】組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンについて(第19回ワクチン評価に関する小委員会資料1-1) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》
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9価定期接種化について検討を要する残りの論点①「対象年齢について」
○ 9価HPVワクチンの対象年齢をどうするか。
9価HPVワクチンの臨床試験成績(ファクトシートより)
海外での臨床試験(p.36~38)
(北米・ヨーロッパ中心に、ワクチンの接種回数を3回→2回に減らした場合の、9価HPVワクチンの免疫原性)
○最後のワクチン接種から4週後の血清抗体価を比較すると、2回接種された9-14歳の男女の幾何平均抗体価は、3回接種された1626歳の女性に比べて同等又はそれ以上。(ファクトシート文献91)

国内での臨床試験(p.36~38)
(9-15歳の日本人女性(100人)を対象とした、9価HPVワクチンに対する免疫原性の報告)
○3回接種により、被接種者の100%がワクチンのカバーするHPV型に対して抗体陽性。血清抗体価レベルは、16-26歳の日本人女性
を対象とした試験と同等だった。(ファクトシート文献95)

海外の予防接種プログラム(NIP)における対象年齢について(ファクトシートより)
海外の対象年齢の状況(p.64~75)
(各国のHPVワクチンの定期接種スケジュールにおける対象年齢)
○ 2019年12月31日時点(2020年10月1日報告)でNIP導入済みの国のうち、定期接種スケジュールの初回接種年齢(2回接種の
み)は、9歳が19カ国、10歳が16カ国、11歳が10カ国、12歳が15カ国。初回接種対象を範囲として示している国のうち、11-12
歳が9カ国、9-14歳が5カ国、9-13歳を対象としていた国が4カ国であった。(ファクトシート文献152, 155-156)

(NIPとして導入している国別の対象年齢について)
○欧州:9価HPVワクチンの接種対象者は9歳以上の男女。接種回数は年齢に応じて、9-14歳では2回接種、15歳以上では3回接種
が推奨されている。(ファクトシート文献160)
○米国:9価のみ、添付文書に9-14歳は2回接種、15-45歳は3回接種が掲載。定期接種の対象は11-12歳の男女だが、9歳から開
始可能、18歳までキャッチアップとして定期接種の対象内。(ファクトシート文献171-174)
○ニュージーランド:9価のみ、26歳以下の男女がNIPの対象。適切な接種機会は9-13歳としている。9-14歳は2回接種、15-26歳、
HIV患者の9-26歳、移植術後は3回接種。9-26歳で化学療法後は1回追加接種も公費負担。(ファクトシート文献184-185)

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