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資料 1 :小坂参考人報告資料(研究班報告:口腔の健康と全身の健康の関係性) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29265.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第10回 11/25)《厚生労働省》 |
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修正可能な死亡のリスク有要因として口腔の健康を初めて考記
歯の本数が死記に与えるリスクは男性で最も高い18.2%
健康長寿を考えるうえで、 介入によって修正することが可能なリスク因子が近年注目されて
います。 しかし、 口腔の状態を修正可能な死亡のリスク因子として考慮した研究は世界的にも存在し
ませんでした。 そこで、 本研究では高齢者約5万2千人を6年間追跡し、口腔の状態 (現在歯数、
貴咽機能の低下、むせ、口渦) の死亡への影響を、これまで知られている修正可能なリス
ク因子とともに調べました。
結果、 特に男性において無歯台であることは修正可能なリスク因子の中で最も高い死亡リ
スク (ハザード比=1.67, 95%信頼区間 [1.51-1.861) を示しました。 さらに、 各リスク要因の集団
全体に対する死亡への寄与の大きさを調べるために、 人口寄与割合(PAF)を算出しました。 その結
果、 男性では歯の本数によるPAFが最も大きな値 (18.2%) を示 しました。 歯を失う人の割合
は多いため、 集団全体への影響であるPAFは大きくなりました。 口腔の健康の悪化が死亡に大きく寄
与していると考えられます。
本研究成果は、3月1日にThe Journals of Gerontology: Series Aにて公表されました。
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