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資 料 2   第4期特定健診・特定保健指導の目標及び40歳未満の事業主健診情報の活用促進について (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29453.html
出典情報 社会保障審議会医療保険部会(第159回 12/1)《厚生労働省》
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事業主健診情報(40歳未満)の活用事例①
保健指導・企業へのフィードバック(健保組合①)

現状把握・分析を踏まえた取組(健保組合②)

〇 新規特定保健指導対象者の抑制と若年層の重症化予防を目的
に、被保険者(40歳未満)を対象に、特定保健指導の階層化基
準と同様の抽出条件で、特定保健指導の「動機づけ支援」を実施
(1回20分以上の個別面談、中間フォロー、6か月後の最終評価)。

〇 40歳未満を含む組合員全員を対象にレセプトと健診データを突
合し、5年後、10年後の肥満人数割合の推移を確認。

〇 その結果、BMIが25.0以上(適正体重でない者)、腹囲が基準
値以上(男性85cm以上、女性90cm以上)に該当する対象者の割
合が減少し改善傾向が確認。若年層への保健指導は、体重等の
改善効果が高く取り組む価値がある。
事業主健診情報(40歳未満)については、当該保健指導が主な
活用方法であるが、各種保健事業の基礎データとして活用したり、
各事業主の安全衛生委員会への情報提供として健保全体の40
歳未満に係る分析結果を提示したりしている。

(参考)若年層(40歳未満)の保健指導前後の腹囲変動

✔ 男性30~34歳の肥満人数割合は34.3%。その集団の5
年後は40.2%、10年後は46.1%と増加。
〇 肥満人数割合が増加傾向の40歳未満男性をターゲットとし、
若年層のメタボ対策が将来の肥満率を下げると考え、各事業所や
保健師等と連携した各種イベント等を実施。
〇 その結果、ジムによる運動指導参加者には体重減少や若干の
医療費減少などがみられ、セミナー参加者には体重変化や行動
変容、意識変化などがみられた。
(参考)5年後、10年後の肥満人数割合の変化(男性・年齢階級別)

男性
(n=459)

34.3% (n=615)

2018年度 6.8%

30~34歳

93.2%

40.2% (n=856)
46.1% (n=831)
36.9% (n=677)

2019年度

15.7%

2018年度

男性▲8.9pt
(41名減少)
女性▲10.5pt
(2名減少)

84.3%

73.7%

女性
(n=19)

26.3%

2019年度

36.8%

35~39歳

男性



✔ 40歳未満もメタボ該当者が多数。

40~44歳

63.2%

45~49歳
0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

50~54歳

腹囲 基準値未満

腹囲 基準値以上

被保険者の男性
の肥満率をみる
と、2008年時
点で30~34歳
の肥満者は
34%を占めて
おり、その集団
は5年後、10年
後に肥満率が高
くなっているこ
とを確認。

39.2% (n=873)
45.5% (n=865)
48.1% (n=549)
45.3% (n=698)
46.9% (n=661)
48.8% (n=793)
42.2% (n=876)
45.4% (n=844)
50.1% (n=487)
45.5% (n=517)

8

47.3% (n=332)