よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 かかりつけ医機能に関する主な意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000210433_00033.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第94回 12/5)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

「社会保障審議会医療部会」及び「第8次医療計画等に関する検討会」における主な意見
【かかりつけ医機能の定義】
(かかりつけ医とかかりつけ医機能の関係性)
・ 平成25年の日本医師会・四病協のかかりつけ医やかかりつけ医機能の定義は、医療DXの状況、医療情報の共通化等の観点が抜けているように
感じられるが、骨格としてはこうあるべき。
・ 「かかりつけ医」は基本的に医師個人を指しているものであり、「かかりつけ医機能」は地域をどうやってみんなで支えていくかを指すものであると考えると
わかりやすい。
・ 「かかりつけ医」とは患者が選ぶものであり、「かかりつけ医機能」とは医療提供側が選ぶものであるとすると、病院等が提供するかかりつけ医機能を明
示し、それを活用して患者が選ぶのが1つの形ではないか。
(かかりつけ医の定義)
・ かかりつけ医とは、診療所の医師であるか、病院の医師であるか、あるいはどの診療科であるかを問うものではなく、かかりつけ医機能の向上に努めて
いる医師は全てかかりつけ医と定義されるものと考える。
・ かかりつけ医とは、何でも相談できて、最新の医療情報を熟知し、必要時に専門医や専門医療機関に紹介でき、在宅医療や介護保険とも緊密に
連携し、身近で頼りになる地域医療、保健福祉を担う総合的な能力を有する医師であり、こういったことはこれまでの議論の中でコンセンサスを得てい
るものと考える。
・ 「かかりつけ医」とは、自分のことをよく理解してくれ、何でも相談ができて、必要に応じて大病院とか専門医につないでくれ、信頼できる医師であり、あ
いることで安心できる、というのが一般の方の捉え方だろうと思う。
・ 地域におけるかかりつけ医とは、住民に対し、最新の医療情報を提供し、必要な際は、専門医や専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる
存在であり、果たすべき役割は非常に大きい。
・ 「かかりつけ医」における、「かかりつけ」、という単語は古くて今のライフスタイルに合わない面があるので、「かかりつけ医」ではなく、「マイドクター」や「私の
担当医」など、別の呼称の方が現場に即した議論がしやすいのではないか。

8