よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


薬-2 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00055.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第 193 回 12/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

既収載品目の算定ルール
それぞれの算定ルールについて、その影響等を整理したところ、以下のとおり。
1.実勢価改定と「連動する」算定ルール
項目

→実勢価をもとに価格が補正される(影響は実勢価によって変わる)

影響

判断要素

対象カテゴリー

薬価算定組織

R3改定

最低薬価の維持



実勢価

主に後発品、その他品目





基礎的医薬品の薬価維持



実勢価

主に後発品、その他品目





新薬創出等加算の加算



実勢価(企業要件による調整あり)

新薬





後発品の価格帯集約



実勢価

後発品





2.実勢価改定と「連動しない」算定ルール →実勢価にかかわらず、該当する場合は価格が引下げ/引上げ(影響は実勢価と関係なし)
項目

影響

判断要素

対象カテゴリー

薬価算定組織

R3改定

追加承認品目等の加算



薬事承認、市販後調査成績等

新薬



×

新薬創出等加算の累積額控除



後発品の収載、あるいは収載からの経過期間

新薬(長期収載品への移行直後等)



×

不採算品再算定



製造コスト等(原価計算方式により算出された原価)

主に後発品、その他品目



×

市場拡大再算定



年間販売額(薬価×数量)

新薬



×

効能変化再算定



薬事承認

新薬



×

用法用量変化再算定



薬事承認

新薬



×

長期収載品の薬価改定



後発品収載からの経過期間、後発品置換え率、後発品の薬価

長期収載品



×

収載後の外国平均価格調整



外国平均価格

新薬



×

新薬創出等加算の累積加算分控除



収載からの経過期間

新薬(R5改定は対象なし)



対象なし

再生医療等製品の特例



条件・期限付承認を受けた時点では明らかでなかった医療上の有用性

新薬(R5改定は対象なし)



対象なし

(新薬から移行して一定期間)

※算定にあたり薬価専門組織での検討が必要なものは「要」としている

7