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(別添) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00089.html
出典情報 高齢者施設等における感染対策の徹底について(その2)(12/6付 事務連絡)《厚生労働省》
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オミクロン株に対応した換気の提言

[Ⅰ] 背景
○我が国では、2020年7月30日の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの指摘も
踏まえ、飛沫感染及び接触感染に加え、エアロゾル感染(※)に対応するため、換気の徹底を呼
びかけてきた。感染症対策と社会経済活動の両立を図る中で、本年1月上旬より拡大したオミ
クロン株への対応として、特にエアコン使用により換気が不十分になる夏場において、換気の重
要性が再認識されてきている。

(※)本提言において「エアロゾル」は、空中に浮遊する粒子をいい、「エアロゾル感染」とはウイルスを含むエアロゾルを吸引することで感染する
ことをいう。

○特にクラスターが多発した高齢者施設、学校、保育所等の感染事例では、換気が不十分であっ
たことが原因と考えられる事例が散見される。
○換気は基本的な感染対策として、日頃から実施されてはいるが、オミクロン株の特性も踏まえた
専門家の知見として、改めて効果的な換気の方法を示すことは、感染症対策と社会経済活動
を両立することにも寄与すると考えられる。
○当然のことながら、換気だけで感染が防止できるわけではなく、「三つの密の回避」、「人と人との
距離の確保」、「マスクの着用」、「手洗い等の手指衛生」といった他の基本的な感染防止策も
重要である。
○なお、今回のコロナ分科会提言の取りまとめに当たっては、林基哉 北海道大学工学研究院教
授、本間義規 国立保健医療科学院統括研究官、柳宇 工学院大学建築学部教授、和田
耕治 国際医療福祉大学医学部教授にご協力いただいた。

[Ⅱ] 提言

〇国民の皆様、事業者の皆様におかれては、屋内では、 “屋内での換気のポイント”を参考に、無
理なく換気を続けて頂きたい。
〇また、高齢者施設、学校、保育所など、オミクロン株の感染が拡大した施設等においては、クラス
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ター等の発生事例を踏まえた、施設ごとの対応をしていただくようお願いしたい。