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○先進医療会議からの報告について 総-3-1 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00170.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第533回 12/14)《厚生労働省》
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薬事承認申請までのロードマップ
先進医療技術名:次世代シーケンサーを用いた流死産絨毛・胎児組織染色体検査
試験薬または試験機器:EmbgenixTM Analysis Software
先進医療での適応疾患:自然流産(2回目以降)、死産
先進医療

先行研究

・G-Banding法に代わり、次世代シーケン
サー(NGS)を用いた流産検体を用いた染色
体検査法を用いた研究報告が複数ある。

・NGS法による染色体検査の検出率は、G-

banding法のものと比較して非劣性が示され
てあることが報告されている。
Medicine. 2019;98:e18041.
Fertil Steril. 2019;112:e240.
Reprod Med Biol. 2020 ;20:71-75

・本研究に先行する形でタカラバイオ社の検
査系でも性能試験を実施し、NGS法の有効
性を検討し、報告した(本多ら 2022)。

・試験名:「次世代シーケンサーを用いた流産絨毛・胎児組織染色体
検査の確立」
・試験デザイン:単群試験
・期間:先進医療告示後から2年0か月
・被験者数:40例
・主要評価項目:流死産原因の推定割合(全検体提出症例を対象に、
NGS法およびG-banding法により流死産の原因が推定された割合を推
定し比較する)
・副次評価項目: ①解析実施症例における流死産原因の推定割合
(解析実施症例における、各検査法により流死産の原因が推定された
割合を比較する)、②実際に検査を実施・解析できた割合(全検体提
出症例を対象に、各検査法により実際に検査を実施・解析できた割合
を検出する)

臨床性能試験、分析性能試験

当該先進医療における
選択基準:
・過去に1回以上の流産歴があり、今回妊娠で臨床的に流産と診断され
た患者
・今回妊娠で臨床的に死産と診断された患者
・同意取得時に成人である者

• G-Banding法との比較
- 解析実施可能症例数の評価(臨床性能)
- 既知流死産原因の推定結果の一致率の評価
(分析性能)
• 取得データを用いたソフトウェアバリデーション 等

除外基準:

欧米での現状

・臨床研究責任医師又は臨床研究分担医師が不適切と判断した者

薬事承認:米国(無) 欧州(無)
生殖医学会ガイドライン記載:(有) ACOG:死産の場合
条件付き推奨
進行中の臨床研究(無)

予想される有害事象:特になし

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