薬局における医薬品の供給問題の影響②
○

医薬品に供給に大きな問題が生じている状況で、薬局では日常的に追加的な業務負担（１日当たり平均98.1分）
が発生している。

〇今回の供給問題が薬局における業務への影響
●約99％の薬局において追加業務負担ありと回答（283薬局／286薬局）
追加的に発生している業務の内容と時間（１日平均）

薬局における追加業務負担（各薬局1日平均）
在庫管理に関する対応

（在庫数の増加に伴う管理負担の増加、在庫確認回数の増加など）

各業務の状況

発注・納品に関する対応

（発注作業の回数増加、確認作業の増加など）

患者への説明

（供給状況や不足薬・変更薬に関する追加説明、苦情対応の増加など）

医師への対応

（処方変更・処方日数の相談、変更調剤の情報提供、入荷・在庫状況の
共有など）

その他

98.1分

283薬局

29.2分

274薬局

29.4分

281薬局

20.1分

272薬局

17.0分

266薬局

30.1分

※日本薬剤師会

54薬局

「その他」の具体例
・求めている医薬品を購入できる卸の探索
・MSやMRとの話し合いによる在庫確保
・他薬局との協力対応、在庫の融通の交渉
・医師への在庫情報の提供
・レセコンデータの更新、修正作業
・スタッフへの採用医薬品の変更などの周知
徹底
・患者への不足薬の郵送や配達回数の増加
・薬局内での供給情報の共有
・メーカー等からの情報の把握・整理
など

医薬品の供給状況に関する緊急アンケート結果より（実施期間：令和4年12月2日～7日、回答数：286薬局）

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