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参考資料3-3 ポスト2025年の医療・介護提供体制の姿(素案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29978.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第21回 12/23)《厚生労働省》
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相談すれば、自ら適切なサービスを提供してくれるか、その時々の状況に適し
た専門職を紹介し、適切なサービスに繋げてくれる。こうした気軽に相談でき
る専門職等があらかじめ明らかになっていて、自らそれを選ぶことができる。
(医療・介護サービス利用の起点)
○ 身近な地域における日常的な医療の提供や健康管理に関する相談等を行う機
能を担う医療機関やその連携が明らかになっていることが重要である。自らこ
うした医療機関を選択することで、国民は、地域において「治し、支える」医
療やこれと連携した介護を提供してくれる地域包括ケアシステムへの起点を
持つこととなる。
○ こうした機能を担う医療機関は、
日常的な医療を提供しつつ、
必要に応じて、
地域の介護サービスや通いの場などの社会資源につないだり、専門的な医療機
関等へ紹介したりして、患者を継続的に総合的に支える役割を担う。また、退
院した患者を地域で継続的に支援する機能なども担うこととなる。
(ケアマネジメントの機能強化)
○ 介護サービスの利用に当たっては、本人の自立を支援する適切なケアマネジ
メントが行われることが重要であることは言うまでもない。こうしたケアマネ
ジメントが、個別ニーズに寄り添った柔軟かつ多様な介護を、医療はもとより、
介護予防、住まい、生活支援などと連携して包括的に提供する地域包括ケアシ
ステムの中で重要な役割を担うものである。
○ ケアマネジャーがこうした役割に即した適切なケアマネジメント機能を発揮
できるよう、取り巻く課題について包括的な検討を行うことが重要である。そ
の中で、適切なケアマネジメント手法の普及・定着、ケアプラン情報や LIFE(科
学的介護情報システム)情報を含め介護情報の体系化、データベース化等によ
るケアマネジメントの質の向上等も進めていくほか、かかりつけ医機能を担う
医療機関との連携を目指す必要がある。また、人材の確保の観点からも、ケア
マネジャーの待遇改善、ICT 等を活用した業務効率化をはじめとした取組によ
り、働く環境の改善を進めて行く必要がある。
(家族を含めた相談支援体制の整備)
○ 地域包括ケアシステムへの起点は、医療機関だけではない。認知症の人や要
介護高齢者等の増加が見込まれる中、地域包括支援センターなどの身近な拠点
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