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資料6 成長と分配の好循環の実現に向けた経済社会の構造改革の必要性(福田慎一氏提出資料) (3 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0116/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和5年第1回 1/16)《内閣府》
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成長と分配の好循環の実現に向けた望ましい資金フロー
わが国の資金フロー(概念図)
バブル崩壊以前
家計

⺠間
⾮⾦融法⼈

⾦融機関

政府

2000年代
約1090兆円

家計

⺠間
⾮⾦融法⼈

⾦融機関

約2000兆円
約490兆円

約280兆円

⽇本銀⾏

政府
約530兆円

• 望ましい資金フローは、資金が成長性の高
い民間企業に流れること
• バブル崩壊以前は、このような資金フロー
が成長を支えた!
• しかし、1990年代以降、日本国内で大きな
資金余剰が発生
- 家計の現預金:約1090兆円(22年Q3)
- 企業の現預金:約330兆円(22年Q3)
• 原因1:弱い企業の資金需要
• 背景:不確実性、新陳代謝の遅れ、スー
パースター企業の不在
• 原因2:家計セクターの予備的貯蓄
• 背景:漠とした将来不安、将来の高齢化
• 原因3:巨額な財政赤字
• 背景:社会保障関係費の増大
• 対策:「貯蓄から投資の流れ」と「政府債務
の削減」を同時に行う必要
• マクロ経済環境が大きく変わるなか、日銀
頼みには限界があることには留意が必要
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