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感染症部会とりまとめ(本体) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30440.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第70回 1/27)《厚生労働省》
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(3)サーベイランス
・位置づけの変更後も、流行を繰り返すことが想定されることから、
発生動向の正確な把握は引き続き重要である。このため、患者の
発生動向や変異株の発生動向などの重層的なサーベイランス体
制を構築し、監視体制を維持する方向で検討が必要である。
・患者の発生動向把握については、現状を確認した上で、感染症法
に基づく患者ごとの届出(発生届)は終了し、定点サーベイラン
スに移行することとし、速やかに具体的な実施方法を示す必要
がある。
・新たな変異株等の発生を引き続き監視するため、新型コロナウイ
ルスに対するゲノムサーベイランスについては、自治体の負担
等にも配慮しつつ、継続する方向で検討すべきである。
・また、将来的なパンデミックに備えて、季節性インフルエンザウ
イルス、新型コロナウイルス感染症、RS ウイルス感染症等を含
む急性呼吸器感染症サーベイランスのあり方や、病原体サーベ
イランスのあり方等について、定点医療機関における負担等も
考慮しながら本部会において検討を進める。
(4)基本的な感染対策(マスク、換気、手洗い等)
・引き続き、効果的な換気や手洗いなどの手指衛生の励行をお願い
するべきである。
・マスクや換気等の基本的な感染対策については、行政が一律に適
用すべきルールとして求めるのではなく、個人の主体的な選択を
尊重すべきである。個人の判断に委ねることを基本とし、今では
過剰とも言える感染対策はできる限り早期に見直しを行いつつ、
新型コロナウイルス感染症の特性を踏まえ、有効な方法について、
引き続き丁寧に情報発信し、国民の理解と協力を得られるように
すべきである。

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