よむ、つかう、まなぶ。
資 料 2-1 血液製剤に関する医療機関からの感染症報告事例等について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30905.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和4年度第4回 2/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
PMDA提出資料より血液対策課作成
感染症報告事例一覧
日赤番号
識別番号
PDI-3-22AA-22000037
00032
報告受領日
2022/10/3
販売名(一般名)
患者 年
性別 代
照射濃厚血小板-LR(人血小板濃厚液
男
(放射線照射))
原疾患(簡略
名)
60 血液腫瘍
感染症名
敗血症
投与年月
22/09
投与前検査(年月)
輸血前 BT 36.1℃、BP 112/68
mmHg、HR 85 /min。
投与後検査(年月)
輸血開始5分後 BT 36.6℃、BP 113/63 mmHg、HR 88 /min。
輸血開始15分後 BT 36.5℃、BP 104/66 mmHg、HR 77 /min。
輸血開始1時間49分後 BT 37.1℃、BP 103/48 mmHg、HR 78 /min、SpO2 95%。
輸血開始2時間36分後 戦慄、発熱あり。SpO2 95%。
輸血開始2時間39分後 BT 37.6℃、BP 138/79 mmHg、HR 85 /min。
輸血開始3時間45分後 BT 39.3℃、BP 118/70 mmHg、HR 96 /min。
輸血開始3時間51分後 BT 39.3℃。
輸血開始5時間21分後 BT 40.0℃。スルピリン水和物+ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム投与。
輸血翌日 血液培養検査実施。抗生剤追加投与。
その後、発熱なし。
抗生剤追加投与7時間26分後 回復と判断。
抗生剤追加投与7時間28分後 BT 36.4℃、BP 106/59 mmHg、HR 75 /min。
日赤投与前
検査
(年月)
日赤投与後
検査
(年月)
受血者個別
NAT
献血者個別NAT
併用血液製
剤等
備考
国内輸血用血液製剤
重篤性(担
供血者再献 同一供血者製剤 同一供血者製剤
重篤性(企
当医の見
血
確保
使用
業の見解)
解)
転帰
当該輸血用血液
の使用済みバッ
グ内残渣にて細
菌培養試験を実
施し、陰性。
-
-
-
-
被疑薬:採血3日目の照射濃厚血小板-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
重篤
重篤
回復
当該輸血用血液
の使用済みバッ
グ内残渣にて細
菌培養試験を実
施し、陰性。
-
-
-
-
被疑薬:採血3日目の照射濃厚血小板-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
非重篤
重篤
回復
-
-
-
-
被疑薬:採血12日目の照射赤血球液-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
重篤
重篤
回復
輸血3日後 輸血翌日実施の患者血液培養検査は陰性。
PDI-3-22AA-22000038
00033
2022/10/4
照射濃厚血小板-LR(人血小板濃厚液
男
(放射線照射))
80 血液腫瘍
細菌感染
22/10
輸血前 BT 36.6℃、BP 151/47
mmHg、HR 96 /min、SpO2
98%。
輸血開始1時間15分後 輸血終了。BT 36.6℃、BP 159/50 mmHg、HR 101 /min、SpO2 97%。
輸血終了30分後 BT 37.4℃。
輸血終了1時間20分後 BT 39.0℃。
血液培養検査実施。
セフトリアキソンナトリウム水和物投与。
輸血終了1時間40分後 BT 38.6℃。
輸血終了2時間30分後 BT 38.8℃、BP 133/50 mmHg、HR 105 /min、SpO2 90-92%。
輸血終了4時間15分後 BT 38.5℃、BP 128/50 mmHg、HR 104 /min、SpO2 92%。入院。ドリペネム水和物 0.5 g投与開始。
輸血翌日 BT 36.5℃、BP 123/60 mmHg、HR 71 /min、SpO2 95%。
輸血7日後 輸血日実施の患者血液培養検査は陰性。
PDI-3-22AA-22000040
00035
2022/10/25
照射赤血球液-LR(人赤血球液(放射
線照射))
男
70 血液腫瘍
細菌感染
22/10
輸血前 BT 36.5℃、BP 119/72
mmHg、HR 88 /min、SpO2
95%。
輸血開始21分後 BT 36.5℃、BP 129/71mmHg、PR 92/min、SpO2 95%。
輸血開始3時間21分後 咳嗽、喘鳴、酸素化悪化、悪寒戦慄あり。BP 133/59 mmHg、HR 111 /min、SpO2 90%。輸血中止。d-クロル
フェニラミンマレイン酸塩 5mg静脈内投与。
輸血開始3時間32分後 胸部聴診にて、喘鳴あり。
輸血開始3時間36分後 O2 2 L/min開始。
輸血開始3時間37分後 胸部X線検査にて、浸潤影なし。心拡大なし。
輸血開始3時間46分後 発熱あり。BT 38.6℃、SpO2 94%(O2 2L/min)。アセトアミノフェン 1000mg投与。
当該輸血用血液
輸血開始4時間6分後 喘鳴消失。
の残余にて細菌
輸血開始4時間23分後 メチルプレドニゾロン 125mg静脈内点滴投与。
培養試験を実施
輸血開始5時間46分後 患者血液培養検体2セット採取。
し、陰性。
輸血開始6時間19分後 セフェピム塩酸塩水和物 1g静脈内点滴投与。
輸血開始7時間14分後 BT 37.0℃に解熱。
輸血翌日 BT 36.5、SpO2 94%(O2 2L/min)。
輸血6日後 輸血日実施の患者血液培養検査よりCoagulase negative Staphylococcus、Corynebacterium species検出。
3
感染症報告事例一覧
日赤番号
識別番号
PDI-3-22AA-22000037
00032
報告受領日
2022/10/3
販売名(一般名)
患者 年
性別 代
照射濃厚血小板-LR(人血小板濃厚液
男
(放射線照射))
原疾患(簡略
名)
60 血液腫瘍
感染症名
敗血症
投与年月
22/09
投与前検査(年月)
輸血前 BT 36.1℃、BP 112/68
mmHg、HR 85 /min。
投与後検査(年月)
輸血開始5分後 BT 36.6℃、BP 113/63 mmHg、HR 88 /min。
輸血開始15分後 BT 36.5℃、BP 104/66 mmHg、HR 77 /min。
輸血開始1時間49分後 BT 37.1℃、BP 103/48 mmHg、HR 78 /min、SpO2 95%。
輸血開始2時間36分後 戦慄、発熱あり。SpO2 95%。
輸血開始2時間39分後 BT 37.6℃、BP 138/79 mmHg、HR 85 /min。
輸血開始3時間45分後 BT 39.3℃、BP 118/70 mmHg、HR 96 /min。
輸血開始3時間51分後 BT 39.3℃。
輸血開始5時間21分後 BT 40.0℃。スルピリン水和物+ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム投与。
輸血翌日 血液培養検査実施。抗生剤追加投与。
その後、発熱なし。
抗生剤追加投与7時間26分後 回復と判断。
抗生剤追加投与7時間28分後 BT 36.4℃、BP 106/59 mmHg、HR 75 /min。
日赤投与前
検査
(年月)
日赤投与後
検査
(年月)
受血者個別
NAT
献血者個別NAT
併用血液製
剤等
備考
国内輸血用血液製剤
重篤性(担
供血者再献 同一供血者製剤 同一供血者製剤
重篤性(企
当医の見
血
確保
使用
業の見解)
解)
転帰
当該輸血用血液
の使用済みバッ
グ内残渣にて細
菌培養試験を実
施し、陰性。
-
-
-
-
被疑薬:採血3日目の照射濃厚血小板-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
重篤
重篤
回復
当該輸血用血液
の使用済みバッ
グ内残渣にて細
菌培養試験を実
施し、陰性。
-
-
-
-
被疑薬:採血3日目の照射濃厚血小板-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
非重篤
重篤
回復
-
-
-
-
被疑薬:採血12日目の照射赤血球液-LR(1本)
-
1本の原料血漿を
製造。確保済み。
重篤
重篤
回復
輸血3日後 輸血翌日実施の患者血液培養検査は陰性。
PDI-3-22AA-22000038
00033
2022/10/4
照射濃厚血小板-LR(人血小板濃厚液
男
(放射線照射))
80 血液腫瘍
細菌感染
22/10
輸血前 BT 36.6℃、BP 151/47
mmHg、HR 96 /min、SpO2
98%。
輸血開始1時間15分後 輸血終了。BT 36.6℃、BP 159/50 mmHg、HR 101 /min、SpO2 97%。
輸血終了30分後 BT 37.4℃。
輸血終了1時間20分後 BT 39.0℃。
血液培養検査実施。
セフトリアキソンナトリウム水和物投与。
輸血終了1時間40分後 BT 38.6℃。
輸血終了2時間30分後 BT 38.8℃、BP 133/50 mmHg、HR 105 /min、SpO2 90-92%。
輸血終了4時間15分後 BT 38.5℃、BP 128/50 mmHg、HR 104 /min、SpO2 92%。入院。ドリペネム水和物 0.5 g投与開始。
輸血翌日 BT 36.5℃、BP 123/60 mmHg、HR 71 /min、SpO2 95%。
輸血7日後 輸血日実施の患者血液培養検査は陰性。
PDI-3-22AA-22000040
00035
2022/10/25
照射赤血球液-LR(人赤血球液(放射
線照射))
男
70 血液腫瘍
細菌感染
22/10
輸血前 BT 36.5℃、BP 119/72
mmHg、HR 88 /min、SpO2
95%。
輸血開始21分後 BT 36.5℃、BP 129/71mmHg、PR 92/min、SpO2 95%。
輸血開始3時間21分後 咳嗽、喘鳴、酸素化悪化、悪寒戦慄あり。BP 133/59 mmHg、HR 111 /min、SpO2 90%。輸血中止。d-クロル
フェニラミンマレイン酸塩 5mg静脈内投与。
輸血開始3時間32分後 胸部聴診にて、喘鳴あり。
輸血開始3時間36分後 O2 2 L/min開始。
輸血開始3時間37分後 胸部X線検査にて、浸潤影なし。心拡大なし。
輸血開始3時間46分後 発熱あり。BT 38.6℃、SpO2 94%(O2 2L/min)。アセトアミノフェン 1000mg投与。
当該輸血用血液
輸血開始4時間6分後 喘鳴消失。
の残余にて細菌
輸血開始4時間23分後 メチルプレドニゾロン 125mg静脈内点滴投与。
培養試験を実施
輸血開始5時間46分後 患者血液培養検体2セット採取。
し、陰性。
輸血開始6時間19分後 セフェピム塩酸塩水和物 1g静脈内点滴投与。
輸血開始7時間14分後 BT 37.0℃に解熱。
輸血翌日 BT 36.5、SpO2 94%(O2 2L/min)。
輸血6日後 輸血日実施の患者血液培養検査よりCoagulase negative Staphylococcus、Corynebacterium species検出。
3