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【参考資料1】評価シート(1)~(5) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31436.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第26回 2/27)《厚生労働省》 |
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【評価シート】
事業番号
(4)
調 査 名
LIFE を活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所
における LIFE の活用可能性の検証に関する調査研究事業
LIFE の入力及び活用に関する事業所の負担の推移、フィードバックの利活用
の状況とその効果及び課題等に焦点を当て検討を行った。
検討課題
また、次期介護報酬改定に向けて訪問系サービス及び居宅介護支援事業所にお
ける LIFE の活用可能性について、モデル調査を行い、具体的な活用方法及びそ
れに向けた課題等について検討した。
検討すべき課題の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
令和 3 年度から開始した LIFE について、事業所の負担の推移及び、PDCA サイクル全
般を通じた取組状況の把握は検証すべき重点課題であり、課題設定として妥当である。
また、訪問系サービス事業所及び居宅介護支援事業所に対して、実際にモデル的に LIFE
を活用する調査は、次期介護報酬改定に向けた検討に資する課題設定である。
検討課題から見た対象の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
アンケート調査では LIFE を利活用する加算に該当するサービスを網羅しつつ、昨年度調
査回答事業所との比較可能な対象を設定しており、検討課題沿った調査対象の設計である。
モデル事業については、昨年度は少数の事業所を対象としたが、今年度は対象サービス、
事業所数を拡大しており、調査対象としては妥当である。
検討課題からみた方法論の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
検討課題に対し、アンケート調査・ヒアリング調査にとどまらず、モデル調査、データベ
ース分析と幅広い手法で調査を実施した。アンケート調査は必要な調査対象数に限定して十
分な結果を得つつ、ヒアリング調査を幅広く行ったことで結果の補完ができている。
モデル調査については、各事業所が LIFE を利活用した PDCA サイクルの一連の取組を
実際に行ったことで、LIFE の活用方法や課題の把握が効果的に行えた。
データベース分析については、アンケート調査と比較して追加の事業所負担が少なく全国の
データを把握できる点で有用な手法であると考えられる。
結果及び結果から導かれる結論の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
LIFE の活用に当たって、負担感はあまり減少していない結果ではあるものの、議論の場
が持たれ、状態像に関する議論が現場でなされており、利用者の評価及びその議論を踏まえ
たケアへの展開といったケアの質の向上に向けた PDCA サイクルの取組が徐々に進んでい
ることが伺える結果であった。
訪問系サービス事業所や居宅介護支援事業所へのモデル事業を通じて、LIFE 利活用に当
たっての課題が概ね明確になるほか、ケアの質の向上に寄与することが示唆された。
一方で、LIFE の有効活用における期待が委員を含む利害関係者間で必ずしもイメージが
共有できてなく、また、LIFE の負担についても、どれくらいの入力時間がかかるのかなど
の設計上の想定が明確でないため、単に負担感だけで評価するのではなく、労力、費用面な
どを勘案した上で、合理的な範囲の負担なのかについてはさらなる検証が必要である。
4
事業番号
(4)
調 査 名
LIFE を活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所
における LIFE の活用可能性の検証に関する調査研究事業
LIFE の入力及び活用に関する事業所の負担の推移、フィードバックの利活用
の状況とその効果及び課題等に焦点を当て検討を行った。
検討課題
また、次期介護報酬改定に向けて訪問系サービス及び居宅介護支援事業所にお
ける LIFE の活用可能性について、モデル調査を行い、具体的な活用方法及びそ
れに向けた課題等について検討した。
検討すべき課題の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
令和 3 年度から開始した LIFE について、事業所の負担の推移及び、PDCA サイクル全
般を通じた取組状況の把握は検証すべき重点課題であり、課題設定として妥当である。
また、訪問系サービス事業所及び居宅介護支援事業所に対して、実際にモデル的に LIFE
を活用する調査は、次期介護報酬改定に向けた検討に資する課題設定である。
検討課題から見た対象の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
アンケート調査では LIFE を利活用する加算に該当するサービスを網羅しつつ、昨年度調
査回答事業所との比較可能な対象を設定しており、検討課題沿った調査対象の設計である。
モデル事業については、昨年度は少数の事業所を対象としたが、今年度は対象サービス、
事業所数を拡大しており、調査対象としては妥当である。
検討課題からみた方法論の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
検討課題に対し、アンケート調査・ヒアリング調査にとどまらず、モデル調査、データベ
ース分析と幅広い手法で調査を実施した。アンケート調査は必要な調査対象数に限定して十
分な結果を得つつ、ヒアリング調査を幅広く行ったことで結果の補完ができている。
モデル調査については、各事業所が LIFE を利活用した PDCA サイクルの一連の取組を
実際に行ったことで、LIFE の活用方法や課題の把握が効果的に行えた。
データベース分析については、アンケート調査と比較して追加の事業所負担が少なく全国の
データを把握できる点で有用な手法であると考えられる。
結果及び結果から導かれる結論の妥当性
A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない
LIFE の活用に当たって、負担感はあまり減少していない結果ではあるものの、議論の場
が持たれ、状態像に関する議論が現場でなされており、利用者の評価及びその議論を踏まえ
たケアへの展開といったケアの質の向上に向けた PDCA サイクルの取組が徐々に進んでい
ることが伺える結果であった。
訪問系サービス事業所や居宅介護支援事業所へのモデル事業を通じて、LIFE 利活用に当
たっての課題が概ね明確になるほか、ケアの質の向上に寄与することが示唆された。
一方で、LIFE の有効活用における期待が委員を含む利害関係者間で必ずしもイメージが
共有できてなく、また、LIFE の負担についても、どれくらいの入力時間がかかるのかなど
の設計上の想定が明確でないため、単に負担感だけで評価するのではなく、労力、費用面な
どを勘案した上で、合理的な範囲の負担なのかについてはさらなる検証が必要である。
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