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【参考資料1】評価シート(1)~(5) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31436.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会(第26回  2/27)《厚生労働省》
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【評価シート】
事業番号

(5)

調 査 名 介護現場でのテクノロジー活用に関する調査研究事業
令和3年度介護報酬改定の審議報告において、今後の課題として、「テクノロ
ジーを活用した場合の人員基準の緩和等について、利用者の安全確保やケアの
質、職員の負担、人材の有効活用の観点から、実際にケアの質や職員の負担にど
のような影響があったのか等、施行後の状況を把握・検証するとともに、実証デ
ータの収集に努めながら、必要な対応や、介護サービスの質や職員の負担に配慮

検 討 課 題 しつつ、更なる介護現場の生産性向上の方策について、検討していくべき」と明
記された。
このため、本事業においては、介護現場における介護ロボット等のテクノロジ
ーの導入・活用状況やその効果について把握するとともに、令和3年度介護報酬
改定施行後の効果検証を実施し、更なる介護現場の生産性向上の方策を検討する
ための課題等の整理を行うことを目的に各種調査を行った。

検討すべき課題の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

介護現場における生産性向上の推進の観点から、介護ロボット等のテクノロジーの活用は
重要である一方で、令和3年度介護報酬改定については、今後の課題として、ケアの質や職
員の負担等に関して明記されたところである。そのため、更なる生産性向上の方策を検討す
る観点においては、テクノロジーの導入・活用状況や、当該加算や基準緩和等を提供した事
業所への影響等の把握・検証は重点課題であり、課題設定として妥当であった。

検討課題から見た対象の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

テクノロジーの導入・活用状況の把握においては、幅広く全介護保険サービスを対象と
し、また、令和3年度介護報酬改定に係る調査においては、改定対象となるサービスに限定
した調査を実施しており、検討課題を踏まえると、調査対象の選定は妥当と考えられる。

検討課題からみた方法論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

テクノロジーの導入・活用状況について、全介護保険サービスを対象とし、無作為抽出に
よるアンケート調査を実施する一方で、令和3年度介護報酬改定に係る加算・基準等の調査
においては、回答数確保のため、介護 DB を一部用いて予め対象事業所を抽出し、2段階の
調査を行うなど、効果的・効率的な調査手法を用いた。また、アンケート調査の補完のた
め、ヒアリング調査を実施したことも、ユースケースや事例を収集し、今後の方策を検討す
るための方法としては妥当であった。

結果及び結果から導かれる結論の妥当性

A:とてもよい B:よい C:あまりよくない D:よくない

今回の調査によりテクノロジーの導入率や活用状況について明確になるとともに、令和3
年度介護報酬改定における加算・基準等の算定状況やその効果・影響についても実態が明ら
かとなった。今後テクノロジーの導入・活用施策や加算・基準等の設計においては、こうし
た実態やテクノロジーを導入していない理由などを踏まえたアプローチが必要であるなど、
妥当な結論を得ることができた。
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