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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1023166.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第114回 3/2)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ
⑤−1

3 月 2 日 第 114 回モニタリング会議のコメント
(1) 3 月 1 日時点の入院患者数は、前回の 1,065 人から 802 人に減少した。
(2) 3 月 1 日時点で、入院患者のうち酸素投与が必要な患者数は、前回の 225 人から 185 人となり、入院患者に
占める割合は前回の 21.1%から 23.1%となった。
(3) 今週新たに入院した患者数は、先週の 368 人から 306 人となった。また、入院率は 4.7%(306 人/今週の新
規陽性者数 6,504 人)であった。

(4) 都は、病床確保レベルをレベル 1(5,100 床)としており、3 月 1 日時点で、新型コロナウイルス感染症のた
めに確保を要請した病床の使用率は、前回の 20.3%から 15.1%となった。また、即応病床数は 3,737 床、即応
病床数に対する病床使用率は 21.5%となっている。
【コメント】
ア)減少傾向が続いている入院患者数は、約 8 か月ぶりに 1,000 人を下回り、通常医療との両立が可能な状況に
なってきている。医療機関では、病床使用率や救急医療体制の状況などに応じて、新型コロナウイルス感染症
のための病床を通常医療用の病床に振り替えるなど、柔軟な病床運用を行っている。
イ)入院調整本部への調整依頼件数は、3 月 1 日時点で 11 件となった。

⑤ 入院患者数
⑤−2

3 月 1 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 33%を占め、次いで 70 代が約 21%であ
った。
【コメント】
入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は、約 82%と高い値のまま推移している。高齢者の中には、介護度
の高い患者や重度の併存症を有する患者も含まれており、今後の動向を注視する必要がある。なお、都内におい
ては、高齢者等医療支援型施設を 8 か所設置し、高齢者の療養体制を確保している。

⑤−3

(1) 3 月 1 日時点で、検査陽性者の全療養者のうち、入院患者数は 802 人(前回は 1,065 人)
、宿泊療養者数は 173
人(同 223 人)であった。
(2) 3 月 1 日時点で、自宅療養者等(入院・療養等調整中を含む)の人数は 5,095 人、全療養者数は 6,070 人であ
った。
【コメント】
ア)発生届対象外の患者は、東京都陽性者登録センターに登録することで、
「My HER-SYS」による健康観察や食
料品等の配送など、療養生活のサポートが受けられることを、引き続き都⺠に周知する必要がある。
-6-